目指せ! クラプトン全曲レビュー

エリック・クラプトンの公式レコーディング曲を毎回1曲ずつ解説。ヤードバーズからブルースブレーカーズ、クリーム、ブラインドフェイス、デレクアンドドミノス、ソロまでを網羅した、オフィシャル盤コレクターにオススメのコア・レビュー。

やる気が起きないので山野楽器でレインボーとゲイリー・ムーアのコーナーをチェックしていたら、BGMに先週洋盤が発売された2枚組ベスト<コンプリート・クラプトン>が流れてきた。 『レット・イット・グロウ』、『アイ・ショット・ザ・シェリフ』、『天国の扉』と続く ... もっと読む
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このほどついに、「最後のリマスター」とでも形容すべきレッド・ツェッペリンのオフィシャルライブ(サウンドトラック)<永遠の詩>のリマスター&完全版がでることになった。 1990年頃ににジミー・ペイジ自身が手がけたリマスターシリーズが発売されてから、いつでる ... もっと読む
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エリック・クラプトンより4つ年上のワルい兄貴がカリフォルニアのシャングリラ・スタジオにふらりとやってきて、ぶっつけ本番でレコーディングしました、といったイメージがぴったりの『サイン・ラングウィッヂ』。 歌い出したとたん場の空気をがらりと変えてしまうディラ ... もっと読む
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覚えやすく歌いやすい曲が多い、という意味で70年代を通して最も「お子様向け」なアルバム<スローハンド>は、それゆえ飽きられやすいアルバムの上位にランキングされがちだが、味わい深い曲もそこここに隠れている。 アナログ時代のB面2曲目に位置し、冒頭の『ザ・コア ... もっと読む
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このアルバムが好きかキライかで、エリックに対する理解度が量られる、ともいわれている「安息の地を求めて」の2曲目。 「揺れるチャリオット」というかわいらしい邦題がついているが、実際は前作の『アイ・ショット・ザ・シェリフ』より遥かにレゲエっぽいアレンジと雰囲 ... もっと読む
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ファースト・アルバムというものはすべて、そのアーティストなりグループなりの素晴らしさがマックスでアピールできるようあらゆる工夫と努力がなされ、満を持して世に出るものであるが、反対にラスト・アルバムというものは、予期せずして結果的にラスト・アルバムになって ... もっと読む
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ブラインドフェイスの<スーパー・ジャイアンツ>(このオリジナル邦題はいまでも現役のようだが、いつか消える日がくるだろうか・・・)の2曲目に入っている泥臭いバラード『マイ・ウェイ・ホーム』にはもうひとつのテイクがある。 オリジナル発表のものは、エリックとウ ... もっと読む
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待望のスーパーグループのアルバム・オープニング。 にしては、キャッチーな部分もなく、ダラダラと長いナンバー。中間部のエリックのソロも、緊迫感がなく、クリーム時代から持ち越しのフレーズなんかも顔を出したりして、まるでレコーディングを意識していない昼休みのセ ... もっと読む
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86年発表の<オーガスト>は、70年代を彷彿とさせるオープニングの『ザ・ギフト』のあと、一転80年代アダルト・コンテンポラリーにどっぷり染まった『ラン』へと続く。 前作よりさらに前面に押し出されたシンセサウンド、黒人ネイザン・イーストのチョッパースタイル ... もっと読む
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自分がいつも女性と問題を起こす原因というのは、自分が父親を知らなかったことにある。強い女性を見ると全面的に頼ってしまい、やがてその女性が自分の問題を解決してくれるわけではないことに気づく、というパターンの繰り返しだった。 といったようなことを昔インタビュ ... もっと読む
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アルバム<レプタイル>のアウトテイクで、シングルカット『アイ・エイント・ゴナ・スタンド・フォー・イット』のc/w。 たぶんスタジオでアルバム録音中に遊びで演奏したものが結構サマになったので録音したといった感じだろうか。7分におよぶセッション的な内容となってい ... もっと読む
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この人が参加すると、ホントに歌にメリハリがついて明るくなるという見本のようにフィル・コリンズが元気なバック・ボーカルでバリバリに歌っているのが名曲カバーシリーズの『ノック・オン・ウッド』。 サビの頭で♪ノック〜の歌詞をエリックとずらしてキュートに決めてる ... もっと読む
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70年代のクラプトンのライヴといったらコレ、というくらい数多くのテイクが存在するステージの定番曲。とはいっても「待ってました!」というよりかは「またかよ!」といった感も漂う多少供給過剰ぎみのナンバーでもある。 そんなファーザー・オン・パレードの締めくくり ... もっと読む
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ワーナーの世界戦略にのっとって、誰にでも判りやすい平易な英語でつづられた歌詞は、聴いている方が思わず恥ずかしさに頬を染めてしまいそうなストレートな内容。 佳作『ワンダフル・トゥナイト』がシニカルな解釈の余地を残した印象的な歌詞を展開しているのに比べると、 ... もっと読む
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巷に春の気配が漂い始めると、最初に思い出すのが1981年の春である。 その年の4月、ぼくは大学に通うために横浜のはずれで一人暮らしをすることになった。必要な着替えと、荷物になるからと当面聴くためのたった2枚のレコードを携えて。 一枚は大滝詠一の<ア・ロン ... もっと読む
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