世界中の結婚式場で最もよく歌われる曲、とさえいわれるほどポピュラーなクラプトン自作のバラード。 日本でもドラマの主題歌になったりと、定期的にもてはやされているので、スタジオ盤についてはイントロを聴いただけでゲップがでる、という硬派のファンも多いことだろう ...
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Well All Right ( オール・ライト ) / Blind Faith
アルバム中で異彩を放つバディ・ホリーのカヴァー曲。めずらしくノリノリのクラプトンのカッティングが聴ける。ただしソロはなし。代わりにウィンウッドのクールなピアノソロが堪能できる。ギターに焦点を合わせていると聞き逃してしまうが、ブレイクの後、フェードアウトす ...
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Do What You Like ( 君の好きなように ) / Blind Faith
えっ、マジすか。たった1枚のスタジオ盤なのに・・・。ゼップの2枚組ライヴ『永遠の詩』でさえ、ボンゾのドラムで盤の半分使うのはどうかなあ、と思っているのに、ジンジャーのドラム・ソロで15分以上すかあ! とお嘆きの貴兄に、正しい情報をお知らせしよう。<クリーム ...
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Hideaway ( ハイダウェイ ) / John Mayall & The Bluesbreakers
「お正月」の各種行事というのは、近年は諸外国からも正しく評価されつつある“カタチから入る”という日本の得意技が濃密に反映されているような気がして、昔はどちらかというとキライだった(ただしお年玉は例外だ)。 なんでかと考えるに、“カタチから入る”ためには、 ...
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To Make Somebody Happy ( トゥ・メイク・サムバディ・ハッピー ) / Eric Clapton
バラードの隠れた名曲というのは日本のレコード会社にとっては虎の子だが、この『To Make Somebody Happy』あたりは、まさにワーナーが悔しがってキリキリ舞いしそうなポリドール時代の隠れ名曲だ。 かつてのファンたちが新譜を買わなくなった90年代後半にボックスで初出 ...
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Blue Eyes Blue ( ブルー・アイズ・ブルー ) / Eric Clapton
世紀のソングライター(!)、ダイアン・ウォーレンの手による映画『プリティ・ブライド』挿入歌。おなじみリーサル・ウェポンのようなちょっとそれた路線じゃなく、リチャード・ギアとジュリア・ロバーツの直球ど真ん中映画だ。 曲調も、新しいファンのみんなを裏切らない ...
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Going Down Slow ( ゴーイング・ダウン・スロウ ) / Eric Clapton
真っ暗なブルース。ジャケットのイメージが強すぎてかなりブルーな感じの<ピルグリム>だが、その中でもダントツで真っ暗。 実はこの曲は70年代にはライヴですでに取り上げていたようで、ボックスセット<Crossroads 2>で既にライヴ・バージョンが発表になっていた。 ...
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Believe In Life ( ビリーヴ・イン・ライフ ) / Eric Clapton
ビートルズの『アイ・ウィル』を思い出させるクラプトン自作の歌もの。 ひっそりと控えめだが、しっかりとした存在感があり、いちどその存在に気づいた後はけして忘れることなく記憶の中に生き続けるタイプの曲だ。 『アイ・ウィル』の方は<ホワイトアルバム>のB面(レコ ...
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Something Special ( サムシング・スペシャル ) / Eric Clapton
前回の『I Looked Away』と同様に、アルバムのキー・チューンではないけれど、華のあるオープニングを演出している佳品がこれ。 たしかサザンの桑田さんもプッシュしていたと思うが、この曲が好きな人は結構多いんじゃないだろうか。 盤に針を下ろした瞬間、っていうかCD ...
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I Looked Away ( アイ・ルックト・アウェイ ) / Derek & The Dominos
いかにもアルバムのオープニングらしい、コンパクトで明るい曲。エリックとボビーのツイン・ボーカルだが、他の曲ほど賑やかすぎもせず、ちょうどいい具合に渋くまとまっている。 中間部のソロがまた気持ちよすぎるくらいに歌っていて、ギターが歌うってこういうことさ、み ...
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Worried Life Blues [Live 1979]( ウォリード・ライフ・ブルース ) / Eric Clapton
グレープ、かぐや姫(風)、井上陽水、吉田拓郎。これはかつてのフォークの時代に、左からファンであることをカミングアウトするのが恥ずかしかった順番である。ファンの方には怒られるかも知れないが、私が中学校のころには確かにそうだった。 拓郎のファンは堂々と宣言し ...
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It's In The Way That You Use It ( ザ・ギフト ) / Eric Clapton
この曲といえばやはり映画『ハスラー2』だろう。ロードショーで見た当時はトム・クルーズの映画だと思っていたが、ポール・ニューマンの映画、というのが正しいらしい。ニューマンはこれでアカデミー主演男優賞を獲得してるし。 そして『ハスラー2』といえば当然ビリヤー ...
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Cocaine ( コカイン ) / Eric Clapton
ロック・ミュージックとドラッグというのは、一時は切っても切れない関係にあったらしくて、創作活動とツアーの苦行を乗り切るにはドラッグなしでは不可能、などという言い訳が堂々とまかり通るような空気もあったようだ。 「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモ ...
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Promises ( プロミセス ) / Eric Clapton
かなり張り切ってはじめた(わけでもないんだけど)iPod激闘編だが、やってみたらあまりにつまらなくて行き詰まっている。 なんでかと考えてみるに、例えば街角や飲み屋で偶然好きだった曲と再会するとかなり感動するのだが、それは自分の全く予期しないところからポロッと ...
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Pretty Blue Eyes ( 可愛いブルー・アイズ ) / Eric Clapton
<There's One In Every Crowd>は好きな人は大好き、そうでないひとは記憶から消えている、といった地味なアルバムだが、実は後半(かつてのB面)は良い曲が目白押しだ。 人気の高い『Better Make It Through Today』からはじまる4曲はすべてクラプトンの単独クレジットに ...
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