ちょうど秋晴れの日に聴いたので、『Please Be With Me』のドブロが秋の空に澄みわたって響いた。歌のメロディ・ラインを引き継ぐようなフレーズで締めているのが気持ちいいね。 とまあ、こんなふうなテキトーな聴き方しかできないのだが、ちなみにドブロというのはフェンダ ...
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All Our Past Times ( オール・アワ・パスト・タイムズ ) / Eric Clapton
今日から新シリーズ【激闘! iPod shuffle】His Band編スタート。 いま、手元にあるiPod shuffleには、74年の<461 Ocean Boulevard>から78年の<Backless>まで、クラプトンの70年代の中核をなす通称“His Band” (461のメンバー+マーシィ・レヴィ)とともに演奏 ...
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Layla ( いとしのレイラ ) / Derek & The Dominos
音楽は世界の共通言語、というのは声高に叫びたくなる気持ちのいい考え方だが、歌詞のあるものに関しては、ちょっとトーンダウンしてしまうときがある。 例えばゼップのもろもろの曲について、英語の歌詞がネイティブで理解できる人々と、そうではない言語圏の人々とで、感 ...
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Layla [Live 2001] ( いとしのレイラ ) / Eric Clapton
今後どうなるかはともかく、アンプラグド以外でいわゆる“新譜”として発表された『Layla』のライヴというのは、スタジオ盤発表から30年以上もの歳月を経たこの2002年発表の2001年ツアーでのライブだけということになる(レインボウ・コンサートおよび他のバージョ ...
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Layla [Live 1975] ( いとしのレイラ ) / Eric Clapton
75年夏に演奏された『Layla』は、聞き流していると前回ご紹介した74年版と同じように聞こえてしまうが、クラプトンとジョージ・テリーの関係についてちょっとした変化を聞き取ることができる。 74年版は、曲の中での二人の関係がどちらかというと対等に近く、お互いに ...
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Layla [Live 1974] ( いとしのレイラ ) / Eric Clapton
昨年発売された<461 Ocean Boulevard [Deluxe Edition]>のオマケCDには、オリジナルの461オーシャンが発表された74年の暮れに行われたライヴからの『Layla』が収録されている。 クラプトンとジョージ・テリーのツイン・ギターを柱とした演奏で、イントロ、3コーラス、 ...
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Layla [Live 1973] ( いとしのレイラ ) / Eric Clapton
いまでこそDVDも含めて腐るほど音源があふれている『Layla』のライヴ・バージョンだが、かつてそれはブートレッグでしか聴くことのできない禁断の果実だった。 レイラを聴くのを楽しみに初めて出かけた81年の武道館公演で結局演奏してもらえずひどくがっかりしたことを ...
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Money〔That's What I Want〕 ( マネー ) / John Lennon, Yoko Ono
全く楽器が弾けそうもないヤツが、何かのはずみで公衆の面前で楽器を弾かなければならない羽目になる。知り合いはみんなハラハラするが、本人は実は楽器の名手であった・・・。というのはハリウッド映画によくありがちな筋だ。たとえばジェラール・ドパルデューの『グリーン ...
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Back Home ( バック・ホーム ) / Eric Clapton
アルバムと同一タイトルの静かなクロージング・ナンバー。そういう意味ではちょうど20年前の『Behind The Sun』と仲間の曲。 しかしながらアルバム<Behind The Sun>が“孤高のギタリスト”のイメージを背負った孤独と淋しさにヒリヒリした作品だったのに比べて、180 ...
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One Day ( ワン・デイ ) / Eric Clapton
やたら速くて安定したカントリー・ギターを弾くヴィンス・ギルの曲。一昔前のクラプトンだったら、「僕はあんなふうにはギターが弾けない・・・」とうじうじして家にこもってしまったのではないだろうか。 とはいってもこの『One Day』はいわゆるカントリーではなく、ヴィン ...
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Say What You Will [Album] ( セイ・ホワット・ユー・ウィル ) / Eric Clapton
最近よく耳にするイヤな言葉のひとつに「ロックおやじ」というのがある。 もともとは誰が言い出したのかわからないが、仕事もヒマになってお金も持っている団塊の世代をマーケティングしようと、エンタメ業界がこぞって使い始めたワードだ。 この言葉を聞くと、例えば次の ...
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Revolution ( レヴォリューション ) / Eric Clapton
クラプトンもギターで参加したビートルズのホワイトアルバムこと<The Beatles>に収録されているジョン・レノンのレボリューション(別テイクのシングルあり)から37年が過ぎ、ジョージのカバーも収めたこの<Back Home>で、同名の曲が披露されることになった。 とはい ...
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Run Home To Me ( ラン・ホーム・トゥ・ミー ) / Eric Clapton
ある程度年をとってくると、これまでに聴いてきた音楽の数もかなりのものになってくるので(相当の偏りはあるものの)、ある曲を聴いたときには、必ず何か別の曲を連想してしまう、という弊害に悩まされるようになる。 例えばこの『Run Home To Me』を聴いたときには、アル ...
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Lost And Found ( ロスト・アンド・ファウンド ) / Eric Clapton
ピンとこない曲をキライ、分からない、というと音楽ファンの間ではセンスがないとか、ダサイ人、と言われてしまうことがある。 ビートルズでいえば『イエスタディ』が好きで『トゥモロー・ネバー・ノウズ』が分からない人はダサイ、とかね。普通の人がピンとこないノリやリ ...
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One Track Mind ( ワン・トラック・マインド ) / Eric Clapton
私よりもずっと前から、本格的な全曲レビューのようなことをやっていらっしゃる方がいます。 私も好きだった井上陽水さんについてのブログ「今日も井上陽水」です。一度私のブログも紹介していただいたみたいですが、全く気づかず失礼しました。 ちなみに<氷の世界>の『 ...
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