この『Hungry』が収録されたアルバムが発売されたのは、ロックが終わろうとしていた1976年で、ゲストにはボブ・ディランやロビー・ロバートソンをはじめザ・バンドの面々、またロン・ウッドもクレジットされている、という豪華さ。しかも曲を書いてるのがクラプトンじゃなかったり、リードボーカルがクラプトンじゃなかったり、さらにはリードギターもクラプトンじゃなかったり、というジャムセッションっぽいお祭り感覚にあふれていて、クラプトンのギターにこだわらなければ(またかよ)かなり楽しめる1枚。
そん中の最後の方に入っている一見地味な曲がコレ。クラプトンのスライドがあまり好きではない人にとっては、2曲目の『Carnival』とか<Backless>の『Roll It』とか、タルいシリーズとしてひとまとめにされちゃってそうだが、じっくり聴くと実はギターがなかなかの名演。ボーカルが終わってからフェードアウトまでのスライドギターは、穏やかだった海が徐々に荒れ狂っていくかのようにドラマティックに盛り上がっていき、思わず引き込まれる。クラプトンのスライドギターとしてはベストなんじゃないだろうか、と思ったりもする。(実はクラプトンのスライドはまだ聞き込んでないので言い切れない状態)
そうして、放心状態で聴く次の『Black Summer Rain』がまた格別、というわけだ。
■収録アルバム:< No Reason To Cry ( ノー・リーズン・トゥ・クライ )>
そん中の最後の方に入っている一見地味な曲がコレ。クラプトンのスライドがあまり好きではない人にとっては、2曲目の『Carnival』とか<Backless>の『Roll It』とか、タルいシリーズとしてひとまとめにされちゃってそうだが、じっくり聴くと実はギターがなかなかの名演。ボーカルが終わってからフェードアウトまでのスライドギターは、穏やかだった海が徐々に荒れ狂っていくかのようにドラマティックに盛り上がっていき、思わず引き込まれる。クラプトンのスライドギターとしてはベストなんじゃないだろうか、と思ったりもする。(実はクラプトンのスライドはまだ聞き込んでないので言い切れない状態)
そうして、放心状態で聴く次の『Black Summer Rain』がまた格別、というわけだ。
■収録アルバム:< No Reason To Cry ( ノー・リーズン・トゥ・クライ )>
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