ライブ・バージョンの方の話。収録アルバムは<IN CONCERT>なんだけど、このアルバムは内容が素晴らしいわりに人気の方は、イマイチさえない。デレクなのに『レイラ』が入ってないことと、ディスコグラフィーのなかで1、2を争う“駄目ジャケ”が災いしてか、レコード屋で手に取られはするものの、レジまでたどり着くことができない悲劇の名盤だ。(“駄目ジャケ”は『はてなダイアリークラブ』の企画)
ジャケの話はともかく、ヤードバーズ、クリーム、ブラフェイと、どこか一歩引いて、前面に出るのをためらってるようなところがあったクラプトンだが、ここではそれが完全に払拭され、全編ほぼ彼の独り舞台である。そしてそのオープニングを飾るのが、クラプトンのプレイのベスト5に入るとも言われる『恋は悲しきもの』ライブ・バージョンだ。
軽いジャムから入り、ずしりとイントロにつながるあたりも感激だが、スタジオ盤でデュアンにソロをゆずってしまった分まで取り返すかのような中盤のフレーズの洪水もカッコイイの一言。他のどの曲よりも凛々しく若々しい。
ちなみに、後発の<Live At The Fillmore>は、<IN CONCERT>のコンプリート盤と捉えられがちだが、追加曲以外でも、この曲も含め3曲が全くの別テイクとなっている。イントロとエンディングがだらだらと長い<Live At>のバージョンより断然イイので、駄目ジャケにめげず是非聴いてみて欲しい。
■収録アルバム:< IN CONCERT ( イン・コンサート )>
ジャケの話はともかく、ヤードバーズ、クリーム、ブラフェイと、どこか一歩引いて、前面に出るのをためらってるようなところがあったクラプトンだが、ここではそれが完全に払拭され、全編ほぼ彼の独り舞台である。そしてそのオープニングを飾るのが、クラプトンのプレイのベスト5に入るとも言われる『恋は悲しきもの』ライブ・バージョンだ。
軽いジャムから入り、ずしりとイントロにつながるあたりも感激だが、スタジオ盤でデュアンにソロをゆずってしまった分まで取り返すかのような中盤のフレーズの洪水もカッコイイの一言。他のどの曲よりも凛々しく若々しい。
ちなみに、後発の<Live At The Fillmore>は、<IN CONCERT>のコンプリート盤と捉えられがちだが、追加曲以外でも、この曲も含め3曲が全くの別テイクとなっている。イントロとエンディングがだらだらと長い<Live At>のバージョンより断然イイので、駄目ジャケにめげず是非聴いてみて欲しい。
■収録アルバム:< IN CONCERT ( イン・コンサート )>
コメント
コメント一覧 (4)
実は「目指せ! クラプトン全曲レビュー」さんをブックマークして以前から読ませて頂いてます(*^_^*)
24Nightsのホワイトルームは私も最高だと思います。
今後ともよろしくお願いします。
ジム・ゴードンのネタで、デレクのこの投稿に、やや強引で申し訳ございませんが、TBさせていただきました。