過去と未来を行ったり来たりする「火の鳥」方式でいこうかな、ということで今回は現代。番外編ぽいけど、この曲はやっておこうかな、ということでSMAPファンの方もどうぞ。
悪くない。悪くないんだけど、最初に曲名を聞いたときになんとなく頭でイメージしていた曲調ズバリだったことに驚いた。まったく予想通りすぎて、逆に面食らってしまった。
こっちの流れになっちゃった発端は、86年の<August>あたりなんだろう。アルマーニのスーツ、ティナ・ターナーとのデュエット、マイケル・ブレッカーのホーン、さらにシンセを全面に打ち出したゴージャスなサウンド・・・。気がつけば、ロックと言うよりはショウビズとして管理されたポピュラーミュージックというカテゴリーにしっかり収まってしまっていた。
そうした80年代後半からの新しいクラプトンのイメージを、いいか悪いかは別としてクラプトン本人もファンもずるずると容認し、双方が相手に遠慮し合った結果、このように見え見え路線となってしまったのではないだろうか。
こうした考え方をすること自体、自分が「つまらない大人」(佐野元春『ガラスのジェネレーション』より)になったということなんだろうけど、たぶんクラプトンはチャップリンの『Smile』(<461 Ocean Boulevard [Deluxe Edition]>に収録)がずっと好きで、あんな曲を自分も書いてみたい、と思ってこの曲を作ったんじゃないか、という気がしてならない。
■収録アルバム:< Love The Earth >
悪くない。悪くないんだけど、最初に曲名を聞いたときになんとなく頭でイメージしていた曲調ズバリだったことに驚いた。まったく予想通りすぎて、逆に面食らってしまった。
こっちの流れになっちゃった発端は、86年の<August>あたりなんだろう。アルマーニのスーツ、ティナ・ターナーとのデュエット、マイケル・ブレッカーのホーン、さらにシンセを全面に打ち出したゴージャスなサウンド・・・。気がつけば、ロックと言うよりはショウビズとして管理されたポピュラーミュージックというカテゴリーにしっかり収まってしまっていた。
そうした80年代後半からの新しいクラプトンのイメージを、いいか悪いかは別としてクラプトン本人もファンもずるずると容認し、双方が相手に遠慮し合った結果、このように見え見え路線となってしまったのではないだろうか。
こうした考え方をすること自体、自分が「つまらない大人」(佐野元春『ガラスのジェネレーション』より)になったということなんだろうけど、たぶんクラプトンはチャップリンの『Smile』(<461 Ocean Boulevard [Deluxe Edition]>に収録)がずっと好きで、あんな曲を自分も書いてみたい、と思ってこの曲を作ったんじゃないか、という気がしてならない。
■収録アルバム:< Love The Earth >
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