クラプトンの90年代は、ダビング・編集一切ナシ、とジャケにうたわれたロイヤル・アルバート・ホールのライヴで幕を開ける。
『Running On Faith』は、『Pretending』『Old Love』と合わせたジャーニー・マン3点セットの中の1曲で、1990年前後には自身のツアーをはじめ、いろいろなイベントで演奏されている。音源は他に、スタジオ録音とアン・プラグドのバージョンがあるが、どちらもスライドギターなので普通(?)の演奏が好きな人にはこの<24 Nights>がオススメ。
聴くたびに秋の風の匂いに心震える秀逸なスロー・チューンがこの『Running On Faith』だが、中間のソロはレースセンサーのサウンドが炸裂していて、クリームのウーマン・トーン以来ひさびさに脳髄マッサージが受けられる。
こうした脳髄マッサージ系のトーンというのはギターやアンプの設定といったイクイップメントの調整だけで出せるものではなく、ピッキングや指使い、そしてその時の精神状態まで含めたトータルな成果なのだろうと思う。
同様の効能を得られるサウンドとしてジョン・コルトレーンのソプラノサックスがある。後期の『マイ・フェイバリット・シングス』ライヴなど、いきなり長尺ものは脳髄が溶けてしまうので『チム・チム・チェリー』あたりでウォーミング・アップしてから臨みたいところだ。
ちなみにこの<24 Nights>からCD主体の編集になり、いわゆるDDDのフルデジタル録音となっている。
■収録アルバム< 24 Nights ( 24ナイツ )>
『Running On Faith』は、『Pretending』『Old Love』と合わせたジャーニー・マン3点セットの中の1曲で、1990年前後には自身のツアーをはじめ、いろいろなイベントで演奏されている。音源は他に、スタジオ録音とアン・プラグドのバージョンがあるが、どちらもスライドギターなので普通(?)の演奏が好きな人にはこの<24 Nights>がオススメ。
聴くたびに秋の風の匂いに心震える秀逸なスロー・チューンがこの『Running On Faith』だが、中間のソロはレースセンサーのサウンドが炸裂していて、クリームのウーマン・トーン以来ひさびさに脳髄マッサージが受けられる。
こうした脳髄マッサージ系のトーンというのはギターやアンプの設定といったイクイップメントの調整だけで出せるものではなく、ピッキングや指使い、そしてその時の精神状態まで含めたトータルな成果なのだろうと思う。
同様の効能を得られるサウンドとしてジョン・コルトレーンのソプラノサックスがある。後期の『マイ・フェイバリット・シングス』ライヴなど、いきなり長尺ものは脳髄が溶けてしまうので『チム・チム・チェリー』あたりでウォーミング・アップしてから臨みたいところだ。
ちなみにこの<24 Nights>からCD主体の編集になり、いわゆるDDDのフルデジタル録音となっている。
■収録アルバム< 24 Nights ( 24ナイツ )>
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