今年の3月からはじめたこの企画もちょうど半年がたち、今回でオリジナル・リーダー・アルバムおよびパーマネントメンバーとして参加したバンドのアルバムをすべて取り上げたことになる。
曲単位のレビューといいながらも、こっそりアルバムレビューになっていたりするので、横のカテゴリーから選択してもらえば、ディスコグラフィーとして機能すると思うので、ぜひ活用して欲しい。
というわけでディスコグラフィー編の最後にブルースブレーカーズの『All Your Love』を。
ずっと古いブルースファンならば、「これってオーティス・ラッシュの原曲まんまじゃん」というかもしれない。
たしかに、よっぽどエレクトリック・ギターの奏法に詳しいか、人並み以上の音楽センスがある人なら、いろいろな理由で反論することもできるだろうが、一般的にはやっぱし“まんま”なんだろう。
イントロも、中間部のあのアルペジオのソロも、原曲そのままなのだから。
とはいっても、じゃあクラプトン・バージョンはNGとなるかというと、そうはならないのだ。
それは例えばW (ダブルユー)のファンが、ザ・ピーナッツが唄う『恋のバカンス』の原曲を知ったとしても、W (ダブルユー)のバージョンを嫌いにならないだろうことと、同じ理由によると思う。
音楽が人の心を動かす要素というのは、スピーカーからでる音だけでなく、同時代を生きるアーティストとのスピリチュアルな出会いにこそ、その本質があるということだ。
まあ、ぶっちゃけたところ、好きな人が何をやっても好き、ということで、そんな人がいる、ということはある意味ハッピーなミュージック・ライフなんだろうね。
というわけで、今回でディスコグラフィー編を終了し、次回からは新シリーズをスタートさせる予定なので、またよろしくお願いします。
■収録アルバム< Bluesbreakers With Eric Clapton ( ブルースブレーカーズ・ウィズ・エリック・クラプトン )>
曲単位のレビューといいながらも、こっそりアルバムレビューになっていたりするので、横のカテゴリーから選択してもらえば、ディスコグラフィーとして機能すると思うので、ぜひ活用して欲しい。
というわけでディスコグラフィー編の最後にブルースブレーカーズの『All Your Love』を。
ずっと古いブルースファンならば、「これってオーティス・ラッシュの原曲まんまじゃん」というかもしれない。
たしかに、よっぽどエレクトリック・ギターの奏法に詳しいか、人並み以上の音楽センスがある人なら、いろいろな理由で反論することもできるだろうが、一般的にはやっぱし“まんま”なんだろう。
イントロも、中間部のあのアルペジオのソロも、原曲そのままなのだから。
とはいっても、じゃあクラプトン・バージョンはNGとなるかというと、そうはならないのだ。
それは例えばW (ダブルユー)のファンが、ザ・ピーナッツが唄う『恋のバカンス』の原曲を知ったとしても、W (ダブルユー)のバージョンを嫌いにならないだろうことと、同じ理由によると思う。
音楽が人の心を動かす要素というのは、スピーカーからでる音だけでなく、同時代を生きるアーティストとのスピリチュアルな出会いにこそ、その本質があるということだ。
まあ、ぶっちゃけたところ、好きな人が何をやっても好き、ということで、そんな人がいる、ということはある意味ハッピーなミュージック・ライフなんだろうね。
というわけで、今回でディスコグラフィー編を終了し、次回からは新シリーズをスタートさせる予定なので、またよろしくお願いします。
■収録アルバム< Bluesbreakers With Eric Clapton ( ブルースブレーカーズ・ウィズ・エリック・クラプトン )>
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