真っ暗なブルース。ジャケットのイメージが強すぎてかなりブルーな感じの<ピルグリム>だが、その中でもダントツで真っ暗。
実はこの曲は70年代にはライヴですでに取り上げていたようで、ボックスセット<Crossroads 2>で既にライヴ・バージョンが発表になっていた。
が、そちらは例によって『ランブリン・オン・マイ・マインド』とのメドレーで、いつもは『愛の経験』を演るところを歌詞だけ変えてみました、といった感じだ(ソロは異常にテンションが高く素晴らしい!)。
対してこのピルグリム・バージョンはオリジナリティあふれるアレンジで、独特の深い味わいを醸し出している。原曲を聴いたことがないので、どこまで原曲に忠実なのかはわからないが・・・。
昔ライヴでよく演っていたブルースをスタジオでしっかり録り直すというのはクラプトンによくあるパターンで、『Worried Life Blues』なんかもそうだが、その集大成は一連のロバート・ジョンソンもの、ということになるだろう。
「この曲が大好きでミュージシャンになってしまいました」というマイ・フェイバリット・ソングスものは日本でも結構あってなぜか竹内まりやさんの『Longtime Favorites』なんかを思い出す。
無名なアーティストが著名な曲のお世話になってメジャーになる、という従来型カヴァーとは違い、著名なアーティストが今は埋もれてしまった曲を再びメジャーにする、というカヴァーは一部の優れたミュージシャンに許されたゴージャスな楽しみともいえるだろう。
■収録アルバム< Pilgrim ( ピルグリム )>
実はこの曲は70年代にはライヴですでに取り上げていたようで、ボックスセット<Crossroads 2>で既にライヴ・バージョンが発表になっていた。
が、そちらは例によって『ランブリン・オン・マイ・マインド』とのメドレーで、いつもは『愛の経験』を演るところを歌詞だけ変えてみました、といった感じだ(ソロは異常にテンションが高く素晴らしい!)。
対してこのピルグリム・バージョンはオリジナリティあふれるアレンジで、独特の深い味わいを醸し出している。原曲を聴いたことがないので、どこまで原曲に忠実なのかはわからないが・・・。
昔ライヴでよく演っていたブルースをスタジオでしっかり録り直すというのはクラプトンによくあるパターンで、『Worried Life Blues』なんかもそうだが、その集大成は一連のロバート・ジョンソンもの、ということになるだろう。
「この曲が大好きでミュージシャンになってしまいました」というマイ・フェイバリット・ソングスものは日本でも結構あってなぜか竹内まりやさんの『Longtime Favorites』なんかを思い出す。
無名なアーティストが著名な曲のお世話になってメジャーになる、という従来型カヴァーとは違い、著名なアーティストが今は埋もれてしまった曲を再びメジャーにする、というカヴァーは一部の優れたミュージシャンに許されたゴージャスな楽しみともいえるだろう。
■収録アルバム< Pilgrim ( ピルグリム )>
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