アルバム中で異彩を放つバディ・ホリーのカヴァー曲。めずらしくノリノリのクラプトンのカッティングが聴ける。ただしソロはなし。代わりにウィンウッドのクールなピアノソロが堪能できる。ギターに焦点を合わせていると聞き逃してしまうが、ブレイクの後、フェードアウトするまでのウィンウッドのフュージョンなフレージングは一聴する価値があるだろう。
ちなみにこの『オール・ライト』は、レコーディングの時期からいって『プレゼンス・オブ・ザ・ロード』と同様、リック・グレッチが参加する前にジンジャーと3人でレコーディングしたもの(たぶん)。
クリーム時代に、ジャック・ブルースとピート・ブラウンの曲ばかりではイヤだ、とジンジャーがヘソを曲げたらしいが、今回もウィンウッドの曲ばっかりじゃイヤ、とごねたのだろうか。
しかもこの時期、クラプトンは作曲については年に1曲書くのが精一杯だったらしいから、結局アルバムに入れる曲が足りなくて『オール・ライト』を引っ張ってきたのかもしれない。
デラックス・エディションのアウトテイクスを眺めてみても『Sleeping In The Ground』というブルースのカヴァー以外まともに仕上がっている曲は見あたらないし。
それにしても、年に1曲って、それならオレの方が凄いぞ、と拍子抜けしたご同輩も多いかと思われるが、そこはそれ、「やっぱ、結果が大事っすから」といまどきの成果主義的セリフで切り抜けておこうか。
■収録アルバム< Blind Faith ( スーパー・ジャイアンツ )>
ちなみにこの『オール・ライト』は、レコーディングの時期からいって『プレゼンス・オブ・ザ・ロード』と同様、リック・グレッチが参加する前にジンジャーと3人でレコーディングしたもの(たぶん)。
クリーム時代に、ジャック・ブルースとピート・ブラウンの曲ばかりではイヤだ、とジンジャーがヘソを曲げたらしいが、今回もウィンウッドの曲ばっかりじゃイヤ、とごねたのだろうか。
しかもこの時期、クラプトンは作曲については年に1曲書くのが精一杯だったらしいから、結局アルバムに入れる曲が足りなくて『オール・ライト』を引っ張ってきたのかもしれない。
デラックス・エディションのアウトテイクスを眺めてみても『Sleeping In The Ground』というブルースのカヴァー以外まともに仕上がっている曲は見あたらないし。
それにしても、年に1曲って、それならオレの方が凄いぞ、と拍子抜けしたご同輩も多いかと思われるが、そこはそれ、「やっぱ、結果が大事っすから」といまどきの成果主義的セリフで切り抜けておこうか。
■収録アルバム< Blind Faith ( スーパー・ジャイアンツ )>
コメント
コメント一覧 (2)
そう言えば Blind Faith のデラックス・エディションはまだ聴いてないんですよ。発売されたとき、さんざん手が迷ったあげく引っ込んでしまいました。今度中古で見つけたら買ってみようかな?
私も迷いましたが通常盤を持ってなかったのが幸いして無事、レジまで行けました。(笑