昨今では、ライターが独自に取材したネタによるいわゆる一次情報を扱ったブログが大人気となり、料亭のふすまの向こうで真相をごまかそうと密談しているひとたちも戦々恐々の世の中になって、それはそれで結構なことだ。
一昔前なら、大新聞とキー局のテレビしか見ない大多数の人々にはけして伝わることのなかった真実に、誰もが鼻歌交じりにアクセスできるようになったわけだから。
そんなふうに進化した世の中にあって、このブログはまったくの二次情報だけで構成された閉じた世界だ。ここに書かれているクラプトンに関するすべての情報は、誰もが入手できる既存の音源とテキストからピックアップしたものだけだ。
もちろんクラプトン関係者やレーベル関係者の知り合いがいないから、というのが最大の理由だが、もしいたとしても、そうしたレアな情報にはあまり触れたいとは思わない。
こと音楽に関してはそうした情報は、聴く楽しみがそがれる場合が多いからだ。
さて、『チェンジ・ザ・ワールド』をプロデュースしたベイビーフェイスのMTVアンプラグドにクラプトンがゲスト出演したときの同演奏はなかなかに良い。ベイビーフェイスとクラプトンが交互にヴォーカルをとっているのも楽しいが、ブレイクの後のキャッチーなギターソロは素晴らしく、そのあとのサビのヴォーカルでクラプトンがフェイクして歌っているのも最高。たっぷり7分半の長尺な演奏にも満足だ。
ところがこのバージョンのオリジナル初出盤(<MTV Unplugged NYC 1997>)は、契約の関係でクラプトンのヴォーカルがカットされているそうだ。その後、このベストアルバム収録時に復活したということらしい。
もちろんこれは誰もが知っているオープンな情報で、レコード会社ってなんでいつもこうなるの、っていう例のオチだが、音楽に関する一次情報となると、こうした興ざめな事実ばかりが見えてきそうで、知ろうという気持ちは一層後退していくのである。
■収録アルバム< a collection of his greatest hits ( グレイテスト・ヒッツ )>
一昔前なら、大新聞とキー局のテレビしか見ない大多数の人々にはけして伝わることのなかった真実に、誰もが鼻歌交じりにアクセスできるようになったわけだから。
そんなふうに進化した世の中にあって、このブログはまったくの二次情報だけで構成された閉じた世界だ。ここに書かれているクラプトンに関するすべての情報は、誰もが入手できる既存の音源とテキストからピックアップしたものだけだ。
もちろんクラプトン関係者やレーベル関係者の知り合いがいないから、というのが最大の理由だが、もしいたとしても、そうしたレアな情報にはあまり触れたいとは思わない。
こと音楽に関してはそうした情報は、聴く楽しみがそがれる場合が多いからだ。
さて、『チェンジ・ザ・ワールド』をプロデュースしたベイビーフェイスのMTVアンプラグドにクラプトンがゲスト出演したときの同演奏はなかなかに良い。ベイビーフェイスとクラプトンが交互にヴォーカルをとっているのも楽しいが、ブレイクの後のキャッチーなギターソロは素晴らしく、そのあとのサビのヴォーカルでクラプトンがフェイクして歌っているのも最高。たっぷり7分半の長尺な演奏にも満足だ。
ところがこのバージョンのオリジナル初出盤(<MTV Unplugged NYC 1997>)は、契約の関係でクラプトンのヴォーカルがカットされているそうだ。その後、このベストアルバム収録時に復活したということらしい。
もちろんこれは誰もが知っているオープンな情報で、レコード会社ってなんでいつもこうなるの、っていう例のオチだが、音楽に関する一次情報となると、こうした興ざめな事実ばかりが見えてきそうで、知ろうという気持ちは一層後退していくのである。
■収録アルバム< a collection of his greatest hits ( グレイテスト・ヒッツ )>
コメント
コメント一覧 (5)
この曲はもともとベースとなった原曲があるらしいですが、曲の良さ、に尽きますね。
ベイビーフェイスは一時好きだったボビー・ブラウンのプロデュースもやっているなど、バブル世代にお馴染みです。
来日コンサートでは、イントロ部でクラプトンのアコギとネーザン・イーストのアコベによるフレーズのキャッチボールも見られ、また、ソロでは弦が切れてしまうんじゃないか?と思われるほど熱のこもった演奏を聴くことができ、ハイライトの一つとなっていました♪
80年代後半にマイケル・ケイメンやフィル・コリンズと組んで以降は、ミッキー・ロークやエルトン・ジョンとの照れくさいツーショットなどあっちの世界にいっちゃってたので、この曲が出たときもとくに違和感はなかったですね。