70年前後をずいぶんと彷徨ってしまったようなので、今回はむりやり80年代あたりにワープしてみよう。
って"ワープ"というのを何気なく使っているけれどこれって『宇宙戦艦ヤマト』を知らない若い人にも通じる言葉なんだろうか。オヤジ語だったらやだなあ、「ええっ、キミたちワープ知らないの?」とか。
まあ『スタートレック』にも出てくるということで、そこまで危惧することもないが、思いもしないところで自分の年齢を意識せざるを得ない出来事に遭遇するのは、やっぱりイヤなものである。
というわけで本題。なにもかもが消え入りそうな<アナザー・チケット>を出して丸2年、ワーナー移籍後第一弾のシングルがこの曲。
人畜無害のなんてことない曲で、邦題も期待通りの『ロックン・ロール・ハート』。"I've Got"がとれただけなのに、なんともくすぐったい。うーん、ブルース・スプリングスティーンかしら。いや、ブルースなら『涙のロックンロール・ハート』だろう。
ジョークはさておき、こちらひどく穏やかで明るい曲で、もし持ってなかったとしたら、ある日、ふと思い出した時にどうしても聴きたくなって、結局は買ってしまう、といったタイプの曲。一生であと何度聴くかとなると心許ないのだが、CD棚にないと淋しいという曲は結構あるものだ。
サウンドもメリハリがついて、461以降10年ぐらいモゴモゴやっていたレイドバック路線からようやく抜け出した、といった感じか。
とはいえこの曲を収録したアルバム<マネー・アンド・シガレッツ>は、プロデューサーはレーベルが変わったというのに前回と同じトム・ダウド、79年のマーク・ベノのセッションから一緒のアルバート・リーもがんばってるということで、区切りとしてはこのアルバムまでをひとつの時代として括るやりかたもあるだろう。
なにしろ次回作からはあのフィル先生が登場してのピコピコシンセ路線に突入するわけだから。
と考えるとこの<マネー・アンド・シガレッツ>は、クラシックなロック・スタイルによる最後のアルバムということになり、その意味ではやっぱり"涙のロックンロール・ハート"なのかなあ。
■収録アルバム< Money And Cigarettes ( マネー・アンド・シガレッツ ) >
って"ワープ"というのを何気なく使っているけれどこれって『宇宙戦艦ヤマト』を知らない若い人にも通じる言葉なんだろうか。オヤジ語だったらやだなあ、「ええっ、キミたちワープ知らないの?」とか。
まあ『スタートレック』にも出てくるということで、そこまで危惧することもないが、思いもしないところで自分の年齢を意識せざるを得ない出来事に遭遇するのは、やっぱりイヤなものである。
というわけで本題。なにもかもが消え入りそうな<アナザー・チケット>を出して丸2年、ワーナー移籍後第一弾のシングルがこの曲。
人畜無害のなんてことない曲で、邦題も期待通りの『ロックン・ロール・ハート』。"I've Got"がとれただけなのに、なんともくすぐったい。うーん、ブルース・スプリングスティーンかしら。いや、ブルースなら『涙のロックンロール・ハート』だろう。
ジョークはさておき、こちらひどく穏やかで明るい曲で、もし持ってなかったとしたら、ある日、ふと思い出した時にどうしても聴きたくなって、結局は買ってしまう、といったタイプの曲。一生であと何度聴くかとなると心許ないのだが、CD棚にないと淋しいという曲は結構あるものだ。
サウンドもメリハリがついて、461以降10年ぐらいモゴモゴやっていたレイドバック路線からようやく抜け出した、といった感じか。
とはいえこの曲を収録したアルバム<マネー・アンド・シガレッツ>は、プロデューサーはレーベルが変わったというのに前回と同じトム・ダウド、79年のマーク・ベノのセッションから一緒のアルバート・リーもがんばってるということで、区切りとしてはこのアルバムまでをひとつの時代として括るやりかたもあるだろう。
なにしろ次回作からはあのフィル先生が登場してのピコピコシンセ路線に突入するわけだから。
と考えるとこの<マネー・アンド・シガレッツ>は、クラシックなロック・スタイルによる最後のアルバムということになり、その意味ではやっぱり"涙のロックンロール・ハート"なのかなあ。
■収録アルバム< Money And Cigarettes ( マネー・アンド・シガレッツ ) >
コメント
コメント一覧 (2)
ハッハッハ!これはもう、ベイ・シティ・ローラーズですねっ!