新生クラプトンの1枚目の1曲目。
スライドギターに慣れていない向きには、少々うるさく感じられるかも知れないが、意に反して抑制の効いたヴォーカルは、シブイの一言。
ドラムもロールしていて、ノリのよさではアルバム中『アイ・ショット・ザ・シェリフ』と双璧だろう。
ということで、よく目立つということは、早く飽きてしまう、という宿命を背負うわけで、時々2曲目から聴き始めたりしたこともあったっけ。
そんな存在感のある曲だけれど、実は公式ではライヴ・バージョンが存在しない。
ベスト盤を除けば、後にも先にもこれだけ。
そういう視点で見てみると、ポリドール時代のソロ活動においてはアルバムのオープニングナンバーの公式ライヴ演奏があるのは実に『コカイン』ただ1曲。
つまり、アルバムはアルバムとして、ヒット曲メドレーの場であるライヴ・ステージとは違う独自コンセプトでしっかりと成立していた良き時代だったということだろう。
ワーナー時代に移ると、アルバムタイトル=オープニングナンバー=ツアーコンセプトみたいな月並みな流れになって、どうにも「お約束」感がぬぐえない。
とブツブツいいながら、年をとって素直にショーを楽しめない自分にもイヤ気がさしたりするわけだ。
■収録アルバム:< 461 Ocean Boulevard [Deluxe Edition] (461オーシャン・プールヴァード+16<デラックス・エディション>)>
スライドギターに慣れていない向きには、少々うるさく感じられるかも知れないが、意に反して抑制の効いたヴォーカルは、シブイの一言。
ドラムもロールしていて、ノリのよさではアルバム中『アイ・ショット・ザ・シェリフ』と双璧だろう。
ということで、よく目立つということは、早く飽きてしまう、という宿命を背負うわけで、時々2曲目から聴き始めたりしたこともあったっけ。
そんな存在感のある曲だけれど、実は公式ではライヴ・バージョンが存在しない。
ベスト盤を除けば、後にも先にもこれだけ。
そういう視点で見てみると、ポリドール時代のソロ活動においてはアルバムのオープニングナンバーの公式ライヴ演奏があるのは実に『コカイン』ただ1曲。
つまり、アルバムはアルバムとして、ヒット曲メドレーの場であるライヴ・ステージとは違う独自コンセプトでしっかりと成立していた良き時代だったということだろう。
ワーナー時代に移ると、アルバムタイトル=オープニングナンバー=ツアーコンセプトみたいな月並みな流れになって、どうにも「お約束」感がぬぐえない。
とブツブツいいながら、年をとって素直にショーを楽しめない自分にもイヤ気がさしたりするわけだ。
■収録アルバム:< 461 Ocean Boulevard [Deluxe Edition] (461オーシャン・プールヴァード+16<デラックス・エディション>)>
コメント
コメント一覧 (10)
「Motherless Children」の公式ライブ音源として、ビデオは無効なのでしょうか?「Behind the Sun」発表後、1985年に発売されたライブの映像なのですが。Clapton 名義のライブビデオで唯一 DVD化されていないものかもしれません。DVD化を待ち望んではいるのですけれども。
確かに!いわゆる「Live85」でライヴテイクがありますね。これには<ビハインド〜>のオープニング「シーズ・ウエイティング」もあったはず(ワーナーですが)。
映像関連を公式レコーディングに含めるかどうか、実は自分でも迷ってるというか、わからんのです。
みなさんはどうですか?
私もその、ビデオを思い出しました。
ドナルド・ダンやアルバート・リーとかとやってるものですね。
でもしかし、このアルバムとこの1曲目は個人的には一番好きなものなんです。
ぼくもビハインド〜ツアーの日本公演を見たのですが、そのときマザーレス〜を生で見て結構うれしかった記憶があります。
そのせいか、ライヴ・バージョンがないナンバーという気がしなかったのですが、今回正規のレコード音源ではライヴがないことに気づいたのです。
ビデオの件は、さくらいさんにコメントいただくまで忘れてました。
Behind the Sun のツアー、見られたんですか? > ジェイ加藤さん
羨ましいです。自分の生 Clapton 初体験はその後の Robert Cray を前座に据えたやつでした。
この曲、「461」リリース以前のドミノス時代に既にライブで演奏されており、そして今行われているツアーでも。
この間36年、長いですよね。
ちなみに、「LIVE’85」のギタリストはTim Renwickです。
Behind the Sunのツアーでは、81年来日時と大きく変わってホワイトルームを演奏するなど一皮むけたツアーでした。
e_pさん
ドミノス時代もやっていたとは驚きです。
あと、85年のツアーは確かにTim Renwickですね。プログレ系の人らしいですが、このときだけの出稼ぎといった感じですか。
お気になさらず。
ありがとうございます、e_p さん。
83年のブートのライヴでは、ダック・ダンも入ってるのですが、ギター&キーボードで
アルバート・リーが参加していて、そのライヴが好きだったんで勘違いしてしまいました。