ソロ時代のクラプトンの実はベストだ、という人も案外多い<安息の地を求めて>のオープニング。
アコースティックのアルペジオで始まり、遅れてドラムス、ドブロが入ってくるというオープニングらしいワクワクするイントロが最高。思わずカラダが動き出しそうだ。
とはいうものの、曲名に「ジーザス」と入ってくると、ちょっと音楽を聴く姿勢が変わってしまうのも事実。しかもアルバムタイトルには「安息の地」とオリジナルの邦題でダメ押し。
特定の宗教にどうのこうの、という気持ちはないんだけれど、やっぱりそこは「ジーザス」ですから、フィルターがかかってしまう。
女性に対して、「おまえが好きだ」というような歌は「わかる、わかる」ということでノーマークなんだけど、キリスト教の土壌がしっかりと育っていない日本に暮らしている身としては、そっち系の歌になると、歌い手とすこし距離ができてしまう感じがしたりするわけだ。
そんなこといったら、そもそもブルースというジャンルそのものが、キリスト教をバックボーンに成り立っていたわけだから、日本人にブルースが本当に分かるか、みたいな話になり、白人であることでホンモノのブルースができるかどうか悩んだクラプトンどころのレベルではないわけだけれど。
そんなこんなで神との関係性を示唆するタイトルが多く収められた<安息の地>は、大ヒットした前作より、さらに一層クラプトンのギターが後ろに引っ込んでしまった印象で、最初からバランスのよい歌モノ、として接するのが正解だろう。
■収録アルバム:< There's One In Every Crowd ( 安息の地を求めて )>
アコースティックのアルペジオで始まり、遅れてドラムス、ドブロが入ってくるというオープニングらしいワクワクするイントロが最高。思わずカラダが動き出しそうだ。
とはいうものの、曲名に「ジーザス」と入ってくると、ちょっと音楽を聴く姿勢が変わってしまうのも事実。しかもアルバムタイトルには「安息の地」とオリジナルの邦題でダメ押し。
特定の宗教にどうのこうの、という気持ちはないんだけれど、やっぱりそこは「ジーザス」ですから、フィルターがかかってしまう。
女性に対して、「おまえが好きだ」というような歌は「わかる、わかる」ということでノーマークなんだけど、キリスト教の土壌がしっかりと育っていない日本に暮らしている身としては、そっち系の歌になると、歌い手とすこし距離ができてしまう感じがしたりするわけだ。
そんなこといったら、そもそもブルースというジャンルそのものが、キリスト教をバックボーンに成り立っていたわけだから、日本人にブルースが本当に分かるか、みたいな話になり、白人であることでホンモノのブルースができるかどうか悩んだクラプトンどころのレベルではないわけだけれど。
そんなこんなで神との関係性を示唆するタイトルが多く収められた<安息の地>は、大ヒットした前作より、さらに一層クラプトンのギターが後ろに引っ込んでしまった印象で、最初からバランスのよい歌モノ、として接するのが正解だろう。
■収録アルバム:< There's One In Every Crowd ( 安息の地を求めて )>
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