ドミノスのスタジオ盤<いとしのレイラ>のB面1曲目。とはいってもアナログLP時代の話で、今はCD1枚に収録されているから単に5曲目、ということか。
他の曲に比べて地味なせいか、短めの小品に思えるが意外に長尺で3分半と、『アイ・ルックド・アウェイ』や『庭の木』より長かったりする。
ぼくも最初はデュエインのソロしかないということもあって(まずはエリックをちゃんと聴こうということで)、流し気味だったのだが、ある時そのソロの素晴らしさに愕然とし、それからかなあ、デュエインのパートをしっかり聴くようになったのは。
なんせそれまではセッティングといったらギターもアンプも「ボリューム、トーン共に10。以上。」みたいな音楽ばかり聴いていたもので、この『アイ・アム・ユアーズ』のスライドの、デュエインの息づかいまで聞こえそうなほどのしずかな音量の中でこんなに感情豊かに強弱をつけて弾くことができるんだ、ということに初めて気づいて感動したものだ。
歌メロも、エリックのメロウ路線のなかではかなりベストな部類ではないだろうか。
そしてこの曲の歌詞だが、こちらは例のレイラの原本である『ライラとマジュヌーン』からの直接の引用ということで、クレジットにその古典の著者(編者?)であるニザーミーが記載されている。
マジュヌーンとは「狂人」の意味で、美女ライラに恋をしすぎて狂ってしまったということだから、そんな物語の内容を「ぼくはきみのもの」と淡々とうたうニヒリズムを、当時のエリックは自分でも気に入っていたのかもしれない。
■収録アルバム< Layla & Other Assorted Love Songs ( いとしのレイラ )>
他の曲に比べて地味なせいか、短めの小品に思えるが意外に長尺で3分半と、『アイ・ルックド・アウェイ』や『庭の木』より長かったりする。
ぼくも最初はデュエインのソロしかないということもあって(まずはエリックをちゃんと聴こうということで)、流し気味だったのだが、ある時そのソロの素晴らしさに愕然とし、それからかなあ、デュエインのパートをしっかり聴くようになったのは。
なんせそれまではセッティングといったらギターもアンプも「ボリューム、トーン共に10。以上。」みたいな音楽ばかり聴いていたもので、この『アイ・アム・ユアーズ』のスライドの、デュエインの息づかいまで聞こえそうなほどのしずかな音量の中でこんなに感情豊かに強弱をつけて弾くことができるんだ、ということに初めて気づいて感動したものだ。
歌メロも、エリックのメロウ路線のなかではかなりベストな部類ではないだろうか。
そしてこの曲の歌詞だが、こちらは例のレイラの原本である『ライラとマジュヌーン』からの直接の引用ということで、クレジットにその古典の著者(編者?)であるニザーミーが記載されている。
マジュヌーンとは「狂人」の意味で、美女ライラに恋をしすぎて狂ってしまったということだから、そんな物語の内容を「ぼくはきみのもの」と淡々とうたうニヒリズムを、当時のエリックは自分でも気に入っていたのかもしれない。
■収録アルバム< Layla & Other Assorted Love Songs ( いとしのレイラ )>
コメント
コメント一覧 (2)
驚きましたね〜(笑
残念なことに日本公演では一度も演奏されず...
ともあれ、良いクリスマスを!!!
というわけで、今年のツアーを通して
レイラのB面3曲ともやったことになりますね。
Merry Christmas