89年11月という、まさに80年代の終わりに発売されたアルバム<ジャーニーマン>は、これまでのエリックの集大成である、という評価も多く、発売当時から、これはエリックのラスト・スタジオ・アルバムだ、なんていう噂がまことしやかに流れたりもした。
しかも現実に次のオリジナルアルバムがでたのは98年の<ピルグリム>になるわけだから、まさにファンのわれわれもそのような気持ちでほぼ10年近くを過ごしたことになる。
そうした意味でこのアルバムを振り返ってみると、まさに「ミニ・ラストワルツ」とでもいった内容になっていることに今更ながら驚く。
旧友ジョージ・ハリスンの曲提供と歌&ギターによる参加、80年代を共にしたフィル・コリンズとデヴィッド・サンボーン、オーガスト・ツアーで前座を務めたロバート・クレイ、スーパースターのダリル・ホールやチャカ・カーンの参加、ウーマック&ウーマックなどなど。
とくにB面は、1曲ごとに大物がゲストとして入れ替わっていく超豪華なラインナップで、ラストの『ビフォー・ユー・アキューズ・ミー』まで一気に流れていく。
そういえばB面と書いたが、日本ではデジタルミックス・デジタルマスターADDのCDオンリーだったが、他国ではアナログ盤も発売されたようで『ノー・アリバイ』からB面となっているのだが、CDで聴いてもあきらかにここからがB面とわかるキリの良さが感じられる。
その『ノー・アリバイ』だが、和気藹々とした余裕のダリル・ホールのフェイクも楽しいが、なんといっても聴きものはエリックのソロだろう。
ド頭の『プリテンディング』よりリキが入っているとさえ言えるふくよかに歪んだトーンは超1級品。まさにギターが歌っている、という表現がピッタリくるある意味久々の快演といえる。
■収録アルバム<ジャーニーマン>
しかも現実に次のオリジナルアルバムがでたのは98年の<ピルグリム>になるわけだから、まさにファンのわれわれもそのような気持ちでほぼ10年近くを過ごしたことになる。
そうした意味でこのアルバムを振り返ってみると、まさに「ミニ・ラストワルツ」とでもいった内容になっていることに今更ながら驚く。
旧友ジョージ・ハリスンの曲提供と歌&ギターによる参加、80年代を共にしたフィル・コリンズとデヴィッド・サンボーン、オーガスト・ツアーで前座を務めたロバート・クレイ、スーパースターのダリル・ホールやチャカ・カーンの参加、ウーマック&ウーマックなどなど。
とくにB面は、1曲ごとに大物がゲストとして入れ替わっていく超豪華なラインナップで、ラストの『ビフォー・ユー・アキューズ・ミー』まで一気に流れていく。
そういえばB面と書いたが、日本ではデジタルミックス・デジタルマスターADDのCDオンリーだったが、他国ではアナログ盤も発売されたようで『ノー・アリバイ』からB面となっているのだが、CDで聴いてもあきらかにここからがB面とわかるキリの良さが感じられる。
その『ノー・アリバイ』だが、和気藹々とした余裕のダリル・ホールのフェイクも楽しいが、なんといっても聴きものはエリックのソロだろう。
ド頭の『プリテンディング』よりリキが入っているとさえ言えるふくよかに歪んだトーンは超1級品。まさにギターが歌っている、という表現がピッタリくるある意味久々の快演といえる。
■収録アルバム<ジャーニーマン>
コメント
コメント一覧 (2)
この曲、おっしゃるとおりエリックのソロが素晴らしいのですが、反面、無機質な打ち込みとシンセの採用が個人的には今ひとつ。
ダリル・ホールとのデュエットにも救われているかなぁ...。
コメントありがとうございます!
>無機質な打ち込みとシンセの採用
そうなんですよね、このアルバムとピルグリムはとくに感じますね。
オーガストは、なぜかあまりイヤじゃないですが。