このブログをはじめて今月で丸3年となった。
その間に約150のエントリーをアップしたので、おおよそ150曲のレビューを書いた計算になる。
150曲。ツェッペリンだったら既に全曲レビューを達成していたかもしれない。やっぱゼップにしとけばよかったか・・・。
ところで、3年前にこれをはじめる時点ですでに各エントリーに書いたような知識や楽曲理解があったわけではなく、この3年の間に新たに仕入れた知識も多いし、ギターのトーンやブルースへの理解、サポートメンバーの演奏技術などレビューをしながら学んでいったことも多い。
ひとりのアーティストを突き詰めていくことが音楽全般への理解を深めるというロジックは、おそらく音楽以外も含めどの趣味のジャンルにも通用することで、そのあたりはやってよかったと思える点だろう。
そんなわけで、BBキングのヴォーカルのすごさや、この『ホウェン・マイ・ハート・ビーツ・ライク・ア・ハマー』における例えれば昔付き合った年上の女性と再会したようなBBのギターの震えるような艶っぽさなど、ブルースということに限っていえばやはりエリックは全然かなわないなあ、と自然に思ったりするし、かといってそうした大御所のホンモノのブルースをアルバム1枚とおして聴けるか、となるとぼくの場合やっぱりキツいかもしれないとも思う。結局は自分は単なる流行歌好きなんであろう。
そんなわけで3年続けば今後も続けられる、とも思えるし、3年やればもう卒業でいいんじゃないか、と考えたりもする今日この頃だ。

■収録アルバム<ライディング・ウィズ・ザ・キング>