品良くまとまった味のある佳曲。もちろん<ジャーニーマン>収録のジョージ・ハリスン作。
これがバックレスとかアナザー・チケットあたりにポロッと入っていたらかなり話題になったのだろうが、ゲストてんこ盛りでにぎやかな<ジャーニーマン>なだけに、いまひとつ目立たず、ああ、いつものやつね、とスルーされてしまっているのが淋しい。
ところで最近は、ホニャララのニューアルバム、とか未発表テイク、とかその類のものに、めっきり興味が失せてしまった。
昔は、自分が入れ込んでいるアーティストの動向というのは、どこか自分の人生が変わる大きな契機のように感じるところがあって、そうしたニュースを耳にすると、未来への希望と過去への郷愁が入り交じったようななんともいえない至福感に包まれたものだが、今はそんなことはない。
この年になると、自分の好きなアーティストがどうなろうと、自分の人生が今後大きく変わることはなく、あくまで趣味の分野のひとつのトピックとしてささやかな一時がすぎていく、という以上のことは起こり得ないことがわかってしまったからだ。
同様に、昔はとてもときめいた整備新幹線着工、とかリニア新幹線うんぬん、という話題もしかり。完成する頃には、自分が生きているか分からないし、生きていたとしても、それを活用して人生が開ける、という可能性は、ほぼゼロだということが自明となってしまったことが、とても悲しい。
■収録アルバム<ジャーニーマン>
これがバックレスとかアナザー・チケットあたりにポロッと入っていたらかなり話題になったのだろうが、ゲストてんこ盛りでにぎやかな<ジャーニーマン>なだけに、いまひとつ目立たず、ああ、いつものやつね、とスルーされてしまっているのが淋しい。
ところで最近は、ホニャララのニューアルバム、とか未発表テイク、とかその類のものに、めっきり興味が失せてしまった。
昔は、自分が入れ込んでいるアーティストの動向というのは、どこか自分の人生が変わる大きな契機のように感じるところがあって、そうしたニュースを耳にすると、未来への希望と過去への郷愁が入り交じったようななんともいえない至福感に包まれたものだが、今はそんなことはない。
この年になると、自分の好きなアーティストがどうなろうと、自分の人生が今後大きく変わることはなく、あくまで趣味の分野のひとつのトピックとしてささやかな一時がすぎていく、という以上のことは起こり得ないことがわかってしまったからだ。
同様に、昔はとてもときめいた整備新幹線着工、とかリニア新幹線うんぬん、という話題もしかり。完成する頃には、自分が生きているか分からないし、生きていたとしても、それを活用して人生が開ける、という可能性は、ほぼゼロだということが自明となってしまったことが、とても悲しい。
■収録アルバム<ジャーニーマン>
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