軽快でよく伸びるのに、しっかりと芯がある存在感のある音色。
ミッドブースト・レースセンサーのブラックストラトキャスターを縦横無尽に弾きまくるエリック。
ロイヤル・アルバート・ホールで1990年から91年にかけて演奏された24ナイツがそれだ。
ワーナー移籍後のウォーミングアップが終わって本来の能力を存分に引き出すことに成功したこの頃のエリックはいつ聴いても最高だ。
こちらのオーケストラバージョンのレイラは、自身でしっかりと弾くイントロから始まり、アップテンポながら余裕のあるボーカルパート、そしてリフバックのソロはレイラのライブ公式音源のベストかと思う出来。中盤の一音半チョーキングもアクセントが効いている。
ピアノコーダにすぐ移行するのも好感が持てる。一時あそこで長く引っ張る時期があった。
ただそこからリズム隊なしで弦楽器がメロディを奏でる前半はディープパープルのロイヤル・フィルハーモニックを初めて聴いた時のようにだんだん眠くなってくる。
が、2周目から重量感あふれるリズム隊が復帰して通常運転に。エリックのアドリブ・メロディも美しい。サイモン・クライミー時代以降、頻繁に出現するようになった少しくどい字余りフレーズもまだなく、とても心地いい。
エンディングのタメは少々やりすぎとも思えるが、ぼくらの時代の締めくくり、という感じがしないでもなく、まあ感無量ではある。
■収録アルバム:< 24 Nights:Orchestral ( 24ナイツ:オーケストラ )>
ミッドブースト・レースセンサーのブラックストラトキャスターを縦横無尽に弾きまくるエリック。
ロイヤル・アルバート・ホールで1990年から91年にかけて演奏された24ナイツがそれだ。
ワーナー移籍後のウォーミングアップが終わって本来の能力を存分に引き出すことに成功したこの頃のエリックはいつ聴いても最高だ。
こちらのオーケストラバージョンのレイラは、自身でしっかりと弾くイントロから始まり、アップテンポながら余裕のあるボーカルパート、そしてリフバックのソロはレイラのライブ公式音源のベストかと思う出来。中盤の一音半チョーキングもアクセントが効いている。
ピアノコーダにすぐ移行するのも好感が持てる。一時あそこで長く引っ張る時期があった。
ただそこからリズム隊なしで弦楽器がメロディを奏でる前半はディープパープルのロイヤル・フィルハーモニックを初めて聴いた時のようにだんだん眠くなってくる。
が、2周目から重量感あふれるリズム隊が復帰して通常運転に。エリックのアドリブ・メロディも美しい。サイモン・クライミー時代以降、頻繁に出現するようになった少しくどい字余りフレーズもまだなく、とても心地いい。
エンディングのタメは少々やりすぎとも思えるが、ぼくらの時代の締めくくり、という感じがしないでもなく、まあ感無量ではある。
■収録アルバム:< 24 Nights:Orchestral ( 24ナイツ:オーケストラ )>
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