このブログもついに、この3月で20周年を迎えた。
20年ものあいだ、似たような文章をダラダラと書いてきたわけで、過去の文章を読み返すと、大抵は使い古された同じネタで毒舌を吐いているだけなのだが、時々、今の自分では思いつかないような鋭い切り込みを見つけたりして、思わず読み入ったりもする。
そこには、今ではすっかりどこかに消失してしまった音楽への愛情が満ちていたりして、微笑ましくもある。
最近ではエリック・クラプトンを聴くこともほとんどなくなり、アップル・ミュージックで新譜過去曲問わず目についたものを聞き流す程度になってしまった。
そうした中で今年1月(配信は昨年10月)、久しぶりに発売になったエリックのオリジナルスタジオ版<Meanwhile>には、70年中盤からライブで演奏され、いくつかのベスト盤に収録されてきた『Smile』が、ついにスタジオレコーディングバージョンとして収録された。
演奏は<Pilgrim>以降お馴染みのサイモン・クライミーのゴージャスなサウンドで特筆すべき点は見当たらないが、しだいに、しかし着実に第三次世界大戦に向かいつつあるような不気味な世の中にあって、戦争や資本主義を風刺し続けたチャップリンの名曲に、しばし身をゆだねてみるのも悪くないだろうなどと考える今日この頃である。
■収録アルバム:<Meanwhile>
20年ものあいだ、似たような文章をダラダラと書いてきたわけで、過去の文章を読み返すと、大抵は使い古された同じネタで毒舌を吐いているだけなのだが、時々、今の自分では思いつかないような鋭い切り込みを見つけたりして、思わず読み入ったりもする。
そこには、今ではすっかりどこかに消失してしまった音楽への愛情が満ちていたりして、微笑ましくもある。
最近ではエリック・クラプトンを聴くこともほとんどなくなり、アップル・ミュージックで新譜過去曲問わず目についたものを聞き流す程度になってしまった。
そうした中で今年1月(配信は昨年10月)、久しぶりに発売になったエリックのオリジナルスタジオ版<Meanwhile>には、70年中盤からライブで演奏され、いくつかのベスト盤に収録されてきた『Smile』が、ついにスタジオレコーディングバージョンとして収録された。
演奏は<Pilgrim>以降お馴染みのサイモン・クライミーのゴージャスなサウンドで特筆すべき点は見当たらないが、しだいに、しかし着実に第三次世界大戦に向かいつつあるような不気味な世の中にあって、戦争や資本主義を風刺し続けたチャップリンの名曲に、しばし身をゆだねてみるのも悪くないだろうなどと考える今日この頃である。
■収録アルバム:<Meanwhile>
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