目指せ! クラプトン全曲レビュー

エリック・クラプトンの公式レコーディング曲を毎回1曲ずつ解説。ヤードバーズからブルースブレーカーズ、クリーム、ブラインドフェイス、デレクアンドドミノス、ソロまでを網羅した、オフィシャル盤コレクターにオススメのコア・レビュー。

カテゴリ: Eric Clapton 80s

しょせん僕のレコードコレクションは、いわゆる音楽通にはふふんと鼻で笑われるようなラインナップである。ツェッペリン、クラプトン、コルトレーンなどなど、誰もが知っているうえ、品揃えにセンスのかけらもない郊外型ショッピングモールのCDショップでもカンタンに手に入 ... もっと読む
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先日、HMV渋谷店が閉店する話を書いたが、実は知らないうちに巨大店舗HMVタカシマヤ・タイムズスクエア店がとっくの昔に撤退していたのだ。昨年何度か行ったので、当然今もあると思っていたのだが・・・。 さらに数寄屋橋店につづき、銀座インズ店も先週で閉店。これで銀座で ... もっと読む
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ずいぶん長いこと更新してないな、と思いつつ見てみると、およそ1年とちょい手をつけていないことがわかった。 やはり何事においてもやりすぎというのはよくないもので、3年ぐらいクラプトンだけ聴き続けたのもいけなかったのだろう。 なんだかロック全般をカラダが受け付 ... もっと読む
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品良くまとまった味のある佳曲。もちろん<ジャーニーマン>収録のジョージ・ハリスン作。 これがバックレスとかアナザー・チケットあたりにポロッと入っていたらかなり話題になったのだろうが、ゲストてんこ盛りでにぎやかな<ジャーニーマン>なだけに、いまひとつ目立た ... もっと読む
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89年11月という、まさに80年代の終わりに発売されたアルバム<ジャーニーマン>は、これまでのエリックの集大成である、という評価も多く、発売当時から、これはエリックのラスト・スタジオ・アルバムだ、なんていう噂がまことしやかに流れたりもした。 しかも現実に ... もっと読む
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今年はあっという間に冬が来た感じで、いつものように秋の気配のなかに<ジャーニーマン>を楽しむ、という機会がなかった気がする。 それでも、ディスコグラフィーの曲目リストを眺めるだけで、あの80年代末から90年初頭にかけての秋の記憶がまざまざと蘇ってくる。 ... もっと読む
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86年発表の<オーガスト>は、70年代を彷彿とさせるオープニングの『ザ・ギフト』のあと、一転80年代アダルト・コンテンポラリーにどっぷり染まった『ラン』へと続く。 前作よりさらに前面に押し出されたシンセサウンド、黒人ネイザン・イーストのチョッパースタイル ... もっと読む
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この人が参加すると、ホントに歌にメリハリがついて明るくなるという見本のようにフィル・コリンズが元気なバック・ボーカルでバリバリに歌っているのが名曲カバーシリーズの『ノック・オン・ウッド』。 サビの頭で♪ノック〜の歌詞をエリックとずらしてキュートに決めてる ... もっと読む
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ワーナーの世界戦略にのっとって、誰にでも判りやすい平易な英語でつづられた歌詞は、聴いている方が思わず恥ずかしさに頬を染めてしまいそうなストレートな内容。 佳作『ワンダフル・トゥナイト』がシニカルな解釈の余地を残した印象的な歌詞を展開しているのに比べると、 ... もっと読む
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巷に春の気配が漂い始めると、最初に思い出すのが1981年の春である。 その年の4月、ぼくは大学に通うために横浜のはずれで一人暮らしをすることになった。必要な着替えと、荷物になるからと当面聴くためのたった2枚のレコードを携えて。 一枚は大滝詠一の<ア・ロン ... もっと読む
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目障りなものをナイフで荒々しくそぎ落とすかのような、歪んだギターによる自信に満ちたカッティングではじまる『シーズ・ウエイティング』は、70年代のクラプトンの地味なイメージを払拭するにふさわしい派手で爽快なナンバーだ。 フィル・コリンズによるドラムシンセの ... もっと読む
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子供の頃、イギリスという国は「ゆりかごから墓場まで」というスローガンがあって、手厚い福祉で国民が守られている、というようなことを学校で教わった。 ナマケモノのぼくは、それを聞いてすぐに、働かなくても遊んで暮らせるのか、と勝手に解釈して、イギリスは良いなあ ... もっと読む
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1989年の日本の音楽シーンといえば、MTVが主役となっての洋楽ブームも下火となり、同時にアイドル&ニューミュージックのツートップ体制にも疲弊が顕著となって、Jポップと呼ばれる、やがて洋楽を押しのけて90年代のヒットチャートを席巻する新勢力がチャートに顔を出 ... もっと読む
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「初期YMO曲すべてを作詞」のキャッチフレーズで知られるクリス・モスデルと、坂本龍一、そしてマイケル・ジャクソン。この3人のクレジットから、エリック・クラプトンを連想した人が、いったい何人いただろうか。アルバム<オーガスト>が発売されるまでは。 まあ、クラプ ... もっと読む
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このギター・ソロ、何かに似てるなあ、と思って考えてみるんだけどなかなか思いつかない。で、無理やりこじつけたのが、柳ジョージとレイニーウッドの『雨に泣いてる』。ノリやタメが同じだよね。でももちろん、クラプトンがマネしたワケじゃない。 『フォーエヴァー・マン ... もっと読む
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