目指せ! クラプトン全曲レビュー

エリック・クラプトンの公式レコーディング曲を毎回1曲ずつ解説。ヤードバーズからブルースブレーカーズ、クリーム、ブラインドフェイス、デレクアンドドミノス、ソロまでを網羅した、オフィシャル盤コレクターにオススメのコア・レビュー。

カテゴリ: Eric Clapton 90s

今週月曜日、6月19日は作家・太宰治を偲ぶ「桜桃忌」だった。ただし実はこの日は命日ではない。玉川上水に愛人と入水心中したのは6月13日夜だが、遺体が発見された日が、たまたま太宰の誕生日である6月19日だったことにちなんでのことらしい。 ところで、天才芸術家の ... もっと読む
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大ヒットアルバム<アンプラグド>の中で、オリジナルのアレンジをガラリと変えて演奏された曲として『レイラ』と双璧をなす作品。 デレク・アンド・ドミノスのまったりとしたエレクトリックなアレンジを180度転換して、リズミカルな歌ものとして新たに解釈し直したバー ... もっと読む
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<ジャーニーマン>で初登場したときにはアルバム後半にありがちな地味な長尺のスローナンバーだったのが、この<24nights>の名演によって、90年代のライヴにおいてギターソロのクライマックスを演出する定番となってしまった。 これにより本来その役割を担うはずだった『 ... もっと読む
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世紀のソングライター(!)、ダイアン・ウォーレンの手による映画『プリティ・ブライド』挿入歌。おなじみリーサル・ウェポンのようなちょっとそれた路線じゃなく、リチャード・ギアとジュリア・ロバーツの直球ど真ん中映画だ。 曲調も、新しいファンのみんなを裏切らない ... もっと読む
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真っ暗なブルース。ジャケットのイメージが強すぎてかなりブルーな感じの<ピルグリム>だが、その中でもダントツで真っ暗。 実はこの曲は70年代にはライヴですでに取り上げていたようで、ボックスセット<Crossroads 2>で既にライヴ・バージョンが発表になっていた。 ... もっと読む
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98年発表の<Pilgrim>に収録された久々のボブ・ディラン作品。久々ってどれくらいかと考えてみたら、なんと78年の<Backless>以来だから実に20年ぶりだ。 20年前に既にバックレスが出ていたというのも驚きだが、20年の歳月が流れてもいまだ「今回はディランで行 ... もっと読む
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80年代ぐらいまでのクラプトンというのは非常に整理しやすくて、定期的に出されるオリジナル・リーダー・アルバムを中心に据えて、ライブ演奏とメジャーなセッションを押さえればオーケー、という感じだったのだが、90年代に入ると事情はとたんにややこしくなる。 例え ... もっと読む
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スーパー・ロック・ギタリストの呪縛がとけて、ギターを抱えたスーパースターに生まれ変わった新生クラプトンの記念すべき一発目のシングル。 70年代にあれだけギターを弾いてないアルバムを連発したにもかかわらず、結局ロック・ギタリストというカテゴリーから逃れきれ ... もっと読む
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一般的な音楽ファンにとってブルースというのは、シングル・モルトやホヤなどの珍味と同じで、これは旨いんだ、と自分に言い聞かせて一生懸命食べているうちに、気づけば好物になっている、といった種類のものだ。 だから<From the Cradle>は、<Unplugged>の成功に気を ... もっと読む
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エレクトリック・ギターには、例えば音をわざと歪ませるなど電気的効果を付加するエフェクターという道具があって、それによってロックっぽくなったりコンテンポラリーなサウンドになったりする。 ついでに音を延ばしたり、粒をそろえたりしてくれたりもするので、実はちょ ... もっと読む
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クラプトンの90年代は、ダビング・編集一切ナシ、とジャケにうたわれたロイヤル・アルバート・ホールのライヴで幕を開ける。 『Running On Faith』は、『Pretending』『Old Love』と合わせたジャーニー・マン3点セットの中の1曲で、1990年前後には自身のツアーをはじめ、い ... もっと読む
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