目指せ! クラプトン全曲レビュー

エリック・クラプトンの公式レコーディング曲を毎回1曲ずつ解説。ヤードバーズからブルースブレーカーズ、クリーム、ブラインドフェイス、デレクアンドドミノス、ソロまでを網羅した、オフィシャル盤コレクターにオススメのコア・レビュー。

カテゴリ: 2006セットリスト特集

70年代のクラプトンのライヴといったらコレ、というくらい数多くのテイクが存在するステージの定番曲。とはいっても「待ってました!」というよりかは「またかよ!」といった感も漂う多少供給過剰ぎみのナンバーでもある。 そんなファーザー・オン・パレードの締めくくり ... もっと読む
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うっかり録音テープを停めていたら、いつのまにか素晴らしいセッションが始まっていた。それであわててテープを回したため、頭の部分が切れている。 『ハイウェイの関門』がフェード・インで始まる理由について、プロデューサーを務めたトム・ダウドはこんな趣旨の発言をし ... もっと読む
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ドミノスのスタジオ盤<いとしのレイラ>のB面1曲目。とはいってもアナログLP時代の話で、今はCD1枚に収録されているから単に5曲目、ということか。 他の曲に比べて地味なせいか、短めの小品に思えるが意外に長尺で3分半と、『アイ・ルックド・アウェイ』や『庭の ... もっと読む
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復帰後第1弾、全米ナンバー1、レゲエ、ボブ・マーリー・・・。おおかたこんなワードが連想される『アイ・ショット・ザ・シェリフ』だが、特に日本での人気の本質は、やはり楽曲そのものの良さ、ということに尽きるだろう。 振り返ってみるにエリックの取り上げる楽曲には ... もっと読む
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子供の頃、イギリスという国は「ゆりかごから墓場まで」というスローガンがあって、手厚い福祉で国民が守られている、というようなことを学校で教わった。 ナマケモノのぼくは、それを聞いてすぐに、働かなくても遊んで暮らせるのか、と勝手に解釈して、イギリスは良いなあ ... もっと読む
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新生クラプトンの1枚目の1曲目。 スライドギターに慣れていない向きには、少々うるさく感じられるかも知れないが、意に反して抑制の効いたヴォーカルは、シブイの一言。 ドラムもロールしていて、ノリのよさではアルバム中『アイ・ショット・ザ・シェリフ』と双璧だろう ... もっと読む
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80年代後半のバブル経済の時は、証券や不動産で大もうけする人々が続出する一方、そんなものには手をださず、勤勉に働くのがいちばんよいのだ、といった空気はまだまだ残っていたし、事実、バブルが崩壊して時の長者たちが億単位の借金を抱えてしまったとき、ほらやっぱり ... もっと読む
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今週月曜日、6月19日は作家・太宰治を偲ぶ「桜桃忌」だった。ただし実はこの日は命日ではない。玉川上水に愛人と入水心中したのは6月13日夜だが、遺体が発見された日が、たまたま太宰の誕生日である6月19日だったことにちなんでのことらしい。 ところで、天才芸術家の ... もっと読む
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大ヒットアルバム<アンプラグド>の中で、オリジナルのアレンジをガラリと変えて演奏された曲として『レイラ』と双璧をなす作品。 デレク・アンド・ドミノスのまったりとしたエレクトリックなアレンジを180度転換して、リズミカルな歌ものとして新たに解釈し直したバー ... もっと読む
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<ジャーニーマン>で初登場したときにはアルバム後半にありがちな地味な長尺のスローナンバーだったのが、この<24nights>の名演によって、90年代のライヴにおいてギターソロのクライマックスを演出する定番となってしまった。 これにより本来その役割を担うはずだった『 ... もっと読む
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以前ライヴ・バージョンについて記事を書いたが、今回はスタジオ・バージョンのこと。 となるとやはり焦点はギター・ソロのオーバーダブについてだろう。曲がはじまってすぐ左から聞こえてきて、間奏のソロで飛ばしまくる元気のいいファースト・リードはエリックか、デュア ... もっと読む
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「デレク&ドミノスを買うと、『テル・ザ・トゥルース』がもれなくついてくる!」というのは、ギャグではなくて本当の話。スタジオ、ライヴ、それらの各種リミックス、そしてボックスと、公式発売されたデレクのアルバムには、マジで全部に『テル・ザ・トゥルース』が収録さ ... もっと読む
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世界中の結婚式場で最もよく歌われる曲、とさえいわれるほどポピュラーなクラプトン自作のバラード。 日本でもドラマの主題歌になったりと、定期的にもてはやされているので、スタジオ盤についてはイントロを聴いただけでゲップがでる、という硬派のファンも多いことだろう ... もっと読む
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ロック・ミュージックとドラッグというのは、一時は切っても切れない関係にあったらしくて、創作活動とツアーの苦行を乗り切るにはドラッグなしでは不可能、などという言い訳が堂々とまかり通るような空気もあったようだ。 「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモ ... もっと読む
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今後どうなるかはともかく、アンプラグド以外でいわゆる“新譜”として発表された『Layla』のライヴというのは、スタジオ盤発表から30年以上もの歳月を経たこの2002年発表の2001年ツアーでのライブだけということになる(レインボウ・コンサートおよび他のバージョ ... もっと読む
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