目指せ! クラプトン全曲レビュー

エリック・クラプトンの公式レコーディング曲を毎回1曲ずつ解説。ヤードバーズからブルースブレーカーズ、クリーム、ブラインドフェイス、デレクアンドドミノス、ソロまでを網羅した、オフィシャル盤コレクターにオススメのコア・レビュー。

カテゴリ: Eric Clapton 70s

まあまあ歌メロもいいし、エリックのドブロもいい味だしてる。 っていってもなあ、いいのかなあ、これ。歌っているのはマーシィ・レヴィだし、ドブロは例によってルーズにコードをなめているだけで、彼でなくてもいい感じ。 歌をガンガンに唄って、ギターひきまくってるド ... もっと読む
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ロン・ウッドやロビー・ロバートソンのギター・ソロを、エリックが弾いていると勘違いしている気さくなファンを除けば、明らかにアルバム<ノー・リーズン・トゥ・クライ>でのエリックのハイライトはこの『ダブル・トラブル』だろう。 中間とエンディングでしっかりギター ... もっと読む
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レゲエチックな<安息の地を求めて>のサイドAを聴き進んで、突然この『ザ・スカイ・イズ・クライング』に出くわしたときは相当に衝撃を受けた。 世の中にはこんな黒くて、退廃的で、アダルトな音楽というものがあるんだと。 さらに中盤での転調が、ブルースという枠を超 ... もっと読む
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やる気が起きないので山野楽器でレインボーとゲイリー・ムーアのコーナーをチェックしていたら、BGMに先週洋盤が発売された2枚組ベスト<コンプリート・クラプトン>が流れてきた。 『レット・イット・グロウ』、『アイ・ショット・ザ・シェリフ』、『天国の扉』と続く ... もっと読む
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エリック・クラプトンより4つ年上のワルい兄貴がカリフォルニアのシャングリラ・スタジオにふらりとやってきて、ぶっつけ本番でレコーディングしました、といったイメージがぴったりの『サイン・ラングウィッヂ』。 歌い出したとたん場の空気をがらりと変えてしまうディラ ... もっと読む
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覚えやすく歌いやすい曲が多い、という意味で70年代を通して最も「お子様向け」なアルバム<スローハンド>は、それゆえ飽きられやすいアルバムの上位にランキングされがちだが、味わい深い曲もそこここに隠れている。 アナログ時代のB面2曲目に位置し、冒頭の『ザ・コア ... もっと読む
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このアルバムが好きかキライかで、エリックに対する理解度が量られる、ともいわれている「安息の地を求めて」の2曲目。 「揺れるチャリオット」というかわいらしい邦題がついているが、実際は前作の『アイ・ショット・ザ・シェリフ』より遥かにレゲエっぽいアレンジと雰囲 ... もっと読む
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70年代のクラプトンのライヴといったらコレ、というくらい数多くのテイクが存在するステージの定番曲。とはいっても「待ってました!」というよりかは「またかよ!」といった感も漂う多少供給過剰ぎみのナンバーでもある。 そんなファーザー・オン・パレードの締めくくり ... もっと読む
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エリック・クラプトンを初めて見たのは、思えば今からちょうど25年前の12月、日本武道館でのことだった。 当時はもちろんインターネットなんて便利なモノはなく、大学の仲間の中には電話をもっていない、というヤツも結構いたりした時代で、チケットを取るためには、発 ... もっと読む
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復帰後第1弾、全米ナンバー1、レゲエ、ボブ・マーリー・・・。おおかたこんなワードが連想される『アイ・ショット・ザ・シェリフ』だが、特に日本での人気の本質は、やはり楽曲そのものの良さ、ということに尽きるだろう。 振り返ってみるにエリックの取り上げる楽曲には ... もっと読む
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ザ・バンドと仲間たち、といった風情のアルバム<ノー・リーズン・トゥー・クライ>のオープニング。 <ノー・リーズン・トゥー・クライ>は、訳すと「泣くのはおやめ」といった感じでしょうか? ゆったりとしたキーボードではじまり、エリックのパッキリとしたヴォーカル ... もっと読む
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ソロ時代のクラプトンの実はベストだ、という人も案外多い<安息の地を求めて>のオープニング。 アコースティックのアルペジオで始まり、遅れてドラムス、ドブロが入ってくるというオープニングらしいワクワクするイントロが最高。思わずカラダが動き出しそうだ。 とはい ... もっと読む
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新生クラプトンの1枚目の1曲目。 スライドギターに慣れていない向きには、少々うるさく感じられるかも知れないが、意に反して抑制の効いたヴォーカルは、シブイの一言。 ドラムもロールしていて、ノリのよさではアルバム中『アイ・ショット・ザ・シェリフ』と双璧だろう ... もっと読む
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マーケティングでよく引き合いに出される消費者行動論にマズローの欲求モデルというポピュラーな理屈があって、それはおおよそ「人間の欲求は5段階のピラミッド型の階層構造になっていて、各人はひとつの欲求が満たされると一段階上の欲求へ向かう」といったものだ。 マズ ... もっと読む
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1年以上前になるが、このブログの最初のエントリーで、「ビートルズの『Let It Be』のインパクトが強烈なせいか、Let Itが頭につく曲は名曲に違いない、と曲を聴く前から勝手に期待してしまう悪い癖がある」と書いたが、今回も進歩なくおんなじようなつかみ。 レッド・ツェ ... もっと読む
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