目指せ! クラプトン全曲レビュー

エリック・クラプトンの公式レコーディング曲を毎回1曲ずつ解説。ヤードバーズからブルースブレーカーズ、クリーム、ブラインドフェイス、デレクアンドドミノス、ソロまでを網羅した、オフィシャル盤コレクターにオススメのコア・レビュー。

カテゴリ: Eric Clapton 70s

ぼくの場合、ポータビリティを最優先に考えた結果、iPod shuffleを選んだ。その選択は今でも正しかったと思う。しかしながら容量が少ないのはともかく、液晶画面がないのはやはりイタかった。 ダウンロードが50曲を超えると、聴きたい曲を探し出すのに一苦労する。電車の ... もっと読む
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世界中の結婚式場で最もよく歌われる曲、とさえいわれるほどポピュラーなクラプトン自作のバラード。 日本でもドラマの主題歌になったりと、定期的にもてはやされているので、スタジオ盤についてはイントロを聴いただけでゲップがでる、という硬派のファンも多いことだろう ... もっと読む
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バラードの隠れた名曲というのは日本のレコード会社にとっては虎の子だが、この『To Make Somebody Happy』あたりは、まさにワーナーが悔しがってキリキリ舞いしそうなポリドール時代の隠れ名曲だ。 かつてのファンたちが新譜を買わなくなった90年代後半にボックスで初出 ... もっと読む
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グレープ、かぐや姫(風)、井上陽水、吉田拓郎。これはかつてのフォークの時代に、左からファンであることをカミングアウトするのが恥ずかしかった順番である。ファンの方には怒られるかも知れないが、私が中学校のころには確かにそうだった。 拓郎のファンは堂々と宣言し ... もっと読む
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ロック・ミュージックとドラッグというのは、一時は切っても切れない関係にあったらしくて、創作活動とツアーの苦行を乗り切るにはドラッグなしでは不可能、などという言い訳が堂々とまかり通るような空気もあったようだ。 「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモ ... もっと読む
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かなり張り切ってはじめた(わけでもないんだけど)iPod激闘編だが、やってみたらあまりにつまらなくて行き詰まっている。 なんでかと考えてみるに、例えば街角や飲み屋で偶然好きだった曲と再会するとかなり感動するのだが、それは自分の全く予期しないところからポロッと ... もっと読む
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<There's One In Every Crowd>は好きな人は大好き、そうでないひとは記憶から消えている、といった地味なアルバムだが、実は後半(かつてのB面)は良い曲が目白押しだ。 人気の高い『Better Make It Through Today』からはじまる4曲はすべてクラプトンの単独クレジットに ... もっと読む
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ちょうど秋晴れの日に聴いたので、『Please Be With Me』のドブロが秋の空に澄みわたって響いた。歌のメロディ・ラインを引き継ぐようなフレーズで締めているのが気持ちいいね。 とまあ、こんなふうなテキトーな聴き方しかできないのだが、ちなみにドブロというのはフェンダ ... もっと読む
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今日から新シリーズ【激闘! iPod shuffle】His Band編スタート。 いま、手元にあるiPod shuffleには、74年の<461 Ocean Boulevard>から78年の<Backless>まで、クラプトンの70年代の中核をなす通称“His Band” (461のメンバー+マーシィ・レヴィ)とともに演奏 ... もっと読む
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75年夏に演奏された『Layla』は、聞き流していると前回ご紹介した74年版と同じように聞こえてしまうが、クラプトンとジョージ・テリーの関係についてちょっとした変化を聞き取ることができる。 74年版は、曲の中での二人の関係がどちらかというと対等に近く、お互いに ... もっと読む
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昨年発売された<461 Ocean Boulevard [Deluxe Edition]>のオマケCDには、オリジナルの461オーシャンが発表された74年の暮れに行われたライヴからの『Layla』が収録されている。 クラプトンとジョージ・テリーのツイン・ギターを柱とした演奏で、イントロ、3コーラス、 ... もっと読む
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いまでこそDVDも含めて腐るほど音源があふれている『Layla』のライヴ・バージョンだが、かつてそれはブートレッグでしか聴くことのできない禁断の果実だった。 レイラを聴くのを楽しみに初めて出かけた81年の武道館公演で結局演奏してもらえずひどくがっかりしたことを ... もっと読む
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「じゃあ今度はキミがソロをやりなよ!」みたいなノリで楽しくテキトーにセッションできるのはロックという音楽ジャンルの極めて優れた特長だが、そんな昔懐かしいロックの良さが感じられるアルバムが1973年発売の<Rainbow Concert>だ。 もちろん、このライヴはクラプトン ... もっと読む
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このあたりでクリーム編と一度お別れして、1980年代のソロ活動へとワープしてみたいと思う。実のところ80年代のクラプトンは、自分が最もリアルタイムでアルバムを聴き、ステージを観にいった時代なのだ。 バックレスから1年半ほど間をおいてライヴアルバム<Just One Nigh ... もっと読む
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さて、1974年の<461 Ocean Boulevard>からここまで、オリジナルアルバムから1曲ずつピックアップしながら見てきたが、いよいよ今日でひとつの区切り。ほぼ70年代を通して実践されてきたいわゆるレイド・バック志向もこのアルバムで頂点を迎えることになる。 でも自分とし ... もっと読む
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