目指せ! クラプトン全曲レビュー

エリック・クラプトンの公式レコーディング曲を毎回1曲ずつ解説。ヤードバーズからブルースブレーカーズ、クリーム、ブラインドフェイス、デレクアンドドミノス、ソロまでを網羅した、オフィシャル盤コレクターにオススメのコア・レビュー。

カテゴリ: Derek & The Dominos

うっかり録音テープを停めていたら、いつのまにか素晴らしいセッションが始まっていた。それであわててテープを回したため、頭の部分が切れている。 『ハイウェイの関門』がフェード・インで始まる理由について、プロデューサーを務めたトム・ダウドはこんな趣旨の発言をし ... もっと読む
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ドミノスのスタジオ盤<いとしのレイラ>のB面1曲目。とはいってもアナログLP時代の話で、今はCD1枚に収録されているから単に5曲目、ということか。 他の曲に比べて地味なせいか、短めの小品に思えるが意外に長尺で3分半と、『アイ・ルックド・アウェイ』や『庭の ... もっと読む
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以前ライヴ・バージョンについて記事を書いたが、今回はスタジオ・バージョンのこと。 となるとやはり焦点はギター・ソロのオーバーダブについてだろう。曲がはじまってすぐ左から聞こえてきて、間奏のソロで飛ばしまくる元気のいいファースト・リードはエリックか、デュア ... もっと読む
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「デレク&ドミノスを買うと、『テル・ザ・トゥルース』がもれなくついてくる!」というのは、ギャグではなくて本当の話。スタジオ、ライヴ、それらの各種リミックス、そしてボックスと、公式発売されたデレクのアルバムには、マジで全部に『テル・ザ・トゥルース』が収録さ ... もっと読む
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今から25年以上も昔になるが、渋谷のタワーレコードに初めていったときに感動したことがある。 輸入盤自体は珍しいものではなかったし、大手レコードチェーンでもちゃっかりブートレッグを売っていたりした時代だったのだが、では何に感動したかというと、アーティストを ... もっと読む
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いかにもアルバムのオープニングらしい、コンパクトで明るい曲。エリックとボビーのツイン・ボーカルだが、他の曲ほど賑やかすぎもせず、ちょうどいい具合に渋くまとまっている。 中間部のソロがまた気持ちよすぎるくらいに歌っていて、ギターが歌うってこういうことさ、み ... もっと読む
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音楽は世界の共通言語、というのは声高に叫びたくなる気持ちのいい考え方だが、歌詞のあるものに関しては、ちょっとトーンダウンしてしまうときがある。 例えばゼップのもろもろの曲について、英語の歌詞がネイティブで理解できる人々と、そうではない言語圏の人々とで、感 ... もっと読む
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スーパーグループの解散というのは、概ねファンやレコード会社が納得できない形で予期せず起こってしまう。レコード会社については、金銭的悩みがほとんどだろうが、ファンの場合は深刻だ。お金で解決できない欠落を心に抱え込んだまま、レコード屋の洋楽コーナーを空しく彷 ... もっと読む
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最初に聴いたのは、ジミヘンじゃなくて、デレクのスタジオ盤の方だった。その頃自分はまだ高校生で、残念ながらブルースはみんな同じに聞こえてしまう未熟モノだったので、マイナースケールのギターソロがしがしのリトル・ウィングは待ってました!という感じだった。2曲後 ... もっと読む
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ライブ・バージョンの方の話。収録アルバムは<IN CONCERT>なんだけど、このアルバムは内容が素晴らしいわりに人気の方は、イマイチさえない。デレクなのに『レイラ』が入ってないことと、ディスコグラフィーのなかで1、2を争う“駄目ジャケ”が災いしてか、レコード屋で手 ... もっと読む
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今日から新シリーズ、皆さんの大好きなデレク・アンド・ドミノス編スタート。 このアルバムを最初に聴いた頃は、レインボーの『バビロンの城門』やゼッペリン(むかし音楽誌で誰かが、“ツェッペリン”の発音は間違いである、といったのを信じてきたが定着しないようだ。で ... もっと読む
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