JJケイルを初めて聴いたのは1982年で、その頃ぼくは大学にも顔を出さず、ひとり渋谷の街をぶらぶらしていたのだが、そんな折り良く立ち寄ったのが宇田川町のタワーレコード(今は移転)だった。 その日も既に全部もっているツェッペリンのコーナーでわざわざジャケを手 ...
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カテゴリ: Eric Clapton 00s
Traveling Riverside Blues ( トラベリング・リバーサイド・ブルース ) / Eric Clapton
ご存じロバート・ジョンソンのこの曲は、レッド・ツェッペリンとエリック・クラプトンの双方が公式にカヴァーした数少ない曲のうちの1曲だ。というか、他にあったっけ? セッションまで含めるといろいろ出てきそうだが、今思いつくのはハウリン・ウルフの『キリング・フロ ...
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When My Heart Beats Like A Hammer ( ホウェン・マイ・ハート・ビーツ・ライク・ア・ハマー ) / B.B.King & Eric Clapton
このブログをはじめて今月で丸3年となった。 その間に約150のエントリーをアップしたので、おおよそ150曲のレビューを書いた計算になる。 150曲。ツェッペリンだったら既に全曲レビューを達成していたかもしれない。やっぱゼップにしとけばよかったか・・・。 ...
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Johnny Guitar ( ジョニー・ギター ) / Eric Clapton
アルバム<レプタイル>のアウトテイクで、シングルカット『アイ・エイント・ゴナ・スタンド・フォー・イット』のc/w。 たぶんスタジオでアルバム録音中に遊びで演奏したものが結構サマになったので録音したといった感じだろうか。7分におよぶセッション的な内容となってい ...
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Reptile ( レプタイル ) / Eric Clapton
『なぜ選ぶたびに後悔するのか』という意思決定研究の本の書評をチラッと斜め読みして、大いに思い当たることがあった。 現代社会においては多くのオプションの中から選べるという「選択の自由」があるが、それゆえに何かを選んだ後で、実は選ばなかった方が素晴らしかった ...
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Rambling On My Mind [2005] ( ランブリン・オン・マイ・マインド ) / Eric Clapton
80年代後半のバブル経済の時は、証券や不動産で大もうけする人々が続出する一方、そんなものには手をださず、勤勉に働くのがいちばんよいのだ、といった空気はまだまだ残っていたし、事実、バブルが崩壊して時の長者たちが億単位の借金を抱えてしまったとき、ほらやっぱり ...
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Hell Hound On My Trail ( ヘル・ハウンド・オン・マイ・トレイル ) / Eric Clapton
ロバート・ジョンソンのカヴァー集<ミー&Mr.ジョンソン>のラストを飾る曲。 『ヘル・ハウンド・オン・マイ・トレイル』などと安易に原題をカタカナにリプレイスしただけのタイトルだが、もともとのロバート・ジョンソン盤では『地獄の猟犬がつきまとう』という、もの凄 ...
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Believe In Life ( ビリーヴ・イン・ライフ ) / Eric Clapton
ビートルズの『アイ・ウィル』を思い出させるクラプトン自作の歌もの。 ひっそりと控えめだが、しっかりとした存在感があり、いちどその存在に気づいた後はけして忘れることなく記憶の中に生き続けるタイプの曲だ。 『アイ・ウィル』の方は<ホワイトアルバム>のB面(レコ ...
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Layla [Live 2001] ( いとしのレイラ ) / Eric Clapton
今後どうなるかはともかく、アンプラグド以外でいわゆる“新譜”として発表された『Layla』のライヴというのは、スタジオ盤発表から30年以上もの歳月を経たこの2002年発表の2001年ツアーでのライブだけということになる(レインボウ・コンサートおよび他のバージョ ...
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Love In Vain ( ラヴ・イン・ヴェイン ) / Eric Clapton
ロックの全盛期においては、30センチLP盤のアルバムという形態はある意味、総合芸術の域に達していたと思う。 46分(A面からB面にひっくり返すタイミングも含めて)という時間をどう演出するかの妙。アートのあらゆる可能性が試された30センチ四方のジャケット。そし ...
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Over The Rainbow ( オーヴァー・ザ・レインボウ ) / Eric Clapton
ロック世代にとって、『Over The Rainbow』と聞いて真っ先に連想するのは、かのリッチー・ブラックモア率いるレインボーがテーマ曲として、一時ライヴステージのオープニングを飾っていたことだろう。 トラディッショナルなこの曲をアームギンギンのハードロックで演るのが ...
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I Ain't Gonna Stand For It ( アイ・エイント・ゴナ・スタンド・フォー・イット ) / Eric Clapton
クリームの大ヒット曲サンシャイン・ラブ、と聞くと頭の中でサンシャイン・オブ・マイ・ライフが鳴り出す人は多いと思うが、そっちはスティーヴィー・ワンダーの曲だ。 力強くポジティブな名曲である上にあちらの方が有名だからそれも仕方がないが、そのスティーヴィー・ワ ...
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Come Rain Or Come Shine ( カム・レイン・オア・カム・シャイン ) / B.B.King & Eric Clapton
マーティン・スコセッシのいわゆるデ・ニーロもので、一時は二人が一番気に入っているとか何かのインタビューで答えていた『キング・オブ・コメディ』という映画の冒頭で流れるスタンダードがこの曲。 スタンドアップ・コメディのカリスマが楽屋からリムジンに乗り込むとこ ...
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Say What You Will ( セイ・ホワット・ユー・ウィル ) / Eric Clapton
過去と未来を行ったり来たりする「火の鳥」方式でいこうかな、ということで今回は現代。番外編ぽいけど、この曲はやっておこうかな、ということでSMAPファンの方もどうぞ。 悪くない。悪くないんだけど、最初に曲名を聞いたときになんとなく頭でイメージしていた曲調ズバリ ...
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