目指せ! クラプトン全曲レビュー

エリック・クラプトンの公式レコーディング曲を毎回1曲ずつ解説。ヤードバーズからブルースブレーカーズ、クリーム、ブラインドフェイス、デレクアンドドミノス、ソロまでを網羅した、オフィシャル盤コレクターにオススメのコア・レビュー。

タグ:ビートルズ

レゲエチックな<安息の地を求めて>のサイドAを聴き進んで、突然この『ザ・スカイ・イズ・クライング』に出くわしたときは相当に衝撃を受けた。 世の中にはこんな黒くて、退廃的で、アダルトな音楽というものがあるんだと。 さらに中盤での転調が、ブルースという枠を超 ... もっと読む
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アルバム<レプタイル>のアウトテイクで、シングルカット『アイ・エイント・ゴナ・スタンド・フォー・イット』のc/w。 たぶんスタジオでアルバム録音中に遊びで演奏したものが結構サマになったので録音したといった感じだろうか。7分におよぶセッション的な内容となってい ... もっと読む
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おそらくぼくが実際に東京ドームで観てきた演奏からの音源ですが。 当時は次から次へと大物アーティストが来日していたので結構マヒしていて、ああ、今度はジョージか、ぐらいの感覚だったのが正直なところ。 なので今改めて聴き直した方が、実は当時より感動が深かったり ... もっと読む
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ビートルズの『アイ・ウィル』を思い出させるクラプトン自作の歌もの。 ひっそりと控えめだが、しっかりとした存在感があり、いちどその存在に気づいた後はけして忘れることなく記憶の中に生き続けるタイプの曲だ。 『アイ・ウィル』の方は<ホワイトアルバム>のB面(レコ ... もっと読む
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ロック・ミュージックとドラッグというのは、一時は切っても切れない関係にあったらしくて、創作活動とツアーの苦行を乗り切るにはドラッグなしでは不可能、などという言い訳が堂々とまかり通るような空気もあったようだ。 「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモ ... もっと読む
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アルバムと同一タイトルの静かなクロージング・ナンバー。そういう意味ではちょうど20年前の『Behind The Sun』と仲間の曲。 しかしながらアルバム<Behind The Sun>が“孤高のギタリスト”のイメージを背負った孤独と淋しさにヒリヒリした作品だったのに比べて、180 ... もっと読む
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クラプトンもギターで参加したビートルズのホワイトアルバムこと<The Beatles>に収録されているジョン・レノンのレボリューション(別テイクのシングルあり)から37年が過ぎ、ジョージのカバーも収めたこの<Back Home>で、同名の曲が披露されることになった。 とはい ... もっと読む
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ピンとこない曲をキライ、分からない、というと音楽ファンの間ではセンスがないとか、ダサイ人、と言われてしまうことがある。 ビートルズでいえば『イエスタディ』が好きで『トゥモロー・ネバー・ノウズ』が分からない人はダサイ、とかね。普通の人がピンとこないノリやリ ... もっと読む
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おそらくはアメリカ合衆国大統領よりも認知度が高いビートルズという音楽ユニットに在籍したことで、およそ凡人が考えうるすべてを手に入れることができたであろうひとりのビートルが、「どんなに時間がかかっても、愛はすべての人にやってくる」と1979年に歌ったのだ。 ... もっと読む
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ヤードバーズのファースト・シングル。つまりクラプトンの記念すべきメジャー・デビューの一発目。 クラプトン時代のヤードバーズというと『Good Morning Little Schoolgirl』なんかの印象が強いため、オールディーズのカバーバンド、しかもビートルズのマネ、みたいなイメ ... もっと読む
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クリーム再結成が盛り上がっているおかげで、検索結果の「ハンドクリーム」やら「ソフトクリーム」の中に埋もれていた我らのクリームもずいぶん上位に上がっているようでうれしいかぎり。 というわけで今回は解散後の1970年に発売された<Live Cream>の1曲目『N..S.U.』で ... もっと読む
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さて2日のクリーム再結成ライブは思いの外、話題になっているようだ。 詳しい話は追ってプレスから様々な記事が出るだろうから自分が無理して載っけることもないだろうと思う。概要は[ Rock! ALBUM SELECTION ]などでどうぞ。 本題の『Badge』は<Goodbye>収録のスタジ ... もっと読む
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スーパーグループの解散というのは、概ねファンやレコード会社が納得できない形で予期せず起こってしまう。レコード会社については、金銭的悩みがほとんどだろうが、ファンの場合は深刻だ。お金で解決できない欠落を心に抱え込んだまま、レコード屋の洋楽コーナーを空しく彷 ... もっと読む
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