目指せ! クラプトン全曲レビュー

エリック・クラプトンの公式レコーディング曲を毎回1曲ずつ解説。ヤードバーズからブルースブレーカーズ、クリーム、ブラインドフェイス、デレクアンドドミノス、ソロまでを網羅した、オフィシャル盤コレクターにオススメのコア・レビュー。

タグ:ブルース

ロン・ウッドやロビー・ロバートソンのギター・ソロを、エリックが弾いていると勘違いしている気さくなファンを除けば、明らかにアルバム<ノー・リーズン・トゥ・クライ>でのエリックのハイライトはこの『ダブル・トラブル』だろう。 中間とエンディングでしっかりギター ... もっと読む
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レゲエチックな<安息の地を求めて>のサイドAを聴き進んで、突然この『ザ・スカイ・イズ・クライング』に出くわしたときは相当に衝撃を受けた。 世の中にはこんな黒くて、退廃的で、アダルトな音楽というものがあるんだと。 さらに中盤での転調が、ブルースという枠を超 ... もっと読む
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このほどついに、「最後のリマスター」とでも形容すべきレッド・ツェッペリンのオフィシャルライブ(サウンドトラック)<永遠の詩>のリマスター&完全版がでることになった。 1990年頃ににジミー・ペイジ自身が手がけたリマスターシリーズが発売されてから、いつでる ... もっと読む
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70年代のクラプトンのライヴといったらコレ、というくらい数多くのテイクが存在するステージの定番曲。とはいっても「待ってました!」というよりかは「またかよ!」といった感も漂う多少供給過剰ぎみのナンバーでもある。 そんなファーザー・オン・パレードの締めくくり ... もっと読む
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そのうち買おうと思っているうちに、ついつい20年以上が過ぎてしまった。 今10代や20代の若い人から見たら、そんな呑気なことがあり得るのか、ということになり、よっぽどもうろくした爺さんかと思われるのがオチかもしれない。 ところが、40代にもなってくると、 ... もっと読む
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80年代後半のバブル経済の時は、証券や不動産で大もうけする人々が続出する一方、そんなものには手をださず、勤勉に働くのがいちばんよいのだ、といった空気はまだまだ残っていたし、事実、バブルが崩壊して時の長者たちが億単位の借金を抱えてしまったとき、ほらやっぱり ... もっと読む
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ロバート・ジョンソンのカヴァー集<ミー&Mr.ジョンソン>のラストを飾る曲。 『ヘル・ハウンド・オン・マイ・トレイル』などと安易に原題をカタカナにリプレイスしただけのタイトルだが、もともとのロバート・ジョンソン盤では『地獄の猟犬がつきまとう』という、もの凄 ... もっと読む
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今週月曜日、6月19日は作家・太宰治を偲ぶ「桜桃忌」だった。ただし実はこの日は命日ではない。玉川上水に愛人と入水心中したのは6月13日夜だが、遺体が発見された日が、たまたま太宰の誕生日である6月19日だったことにちなんでのことらしい。 ところで、天才芸術家の ... もっと読む
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真っ暗なブルース。ジャケットのイメージが強すぎてかなりブルーな感じの<ピルグリム>だが、その中でもダントツで真っ暗。 実はこの曲は70年代にはライヴですでに取り上げていたようで、ボックスセット<Crossroads 2>で既にライヴ・バージョンが発表になっていた。 ... もっと読む
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一般的な音楽ファンにとってブルースというのは、シングル・モルトやホヤなどの珍味と同じで、これは旨いんだ、と自分に言い聞かせて一生懸命食べているうちに、気づけば好物になっている、といった種類のものだ。 だから<From the Cradle>は、<Unplugged>の成功に気を ... もっと読む
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